見出し画像

身に覚えのない電話やインターホンには出ない

別に偉そうに言うようなことではないかもしれないけど、ぼくは身に覚えのない電話やインターホンにはほとんど出ない。

自宅にいる時にチャイムが鳴ってもまずはモニタで確認し、身に覚えのない見知らぬ人ならほとんどは居留守を使う。

電話も同じで知らない番号から掛かってきてもその場では出ず、後から留守電を聞いたり、あるいは番号をネットで検索することも多い。

これまでも当たり前のようにやって来たことだけど、改めてそれを意識したのは帰省中に実家のチャイムが鳴ったときのこと。

実家にはインターホンにモニターが無く、相手を確認する術がないということもあり、チャイムが鳴ってもピクリとも動かず完全にそれを無視している自分に気づいた。

ーーー

知らない電話やインターホンに出ない理由はいくつかある。まず最初に事前のアポなく突然飛び込んでくる電話や訪問は、だいたいロクな要件ではないと思っているから。

本当に大切な用事なら事前にその旨が伝えられるはずだし、仮に大切な用事の場合は何度か電話や訪問があるはず。

そして自分の時間にいきなり割り込んできて、こっちのペースを乱されるのもなんだか嫌な気分がする。それが営業や勧誘だったりしたらなおさら。

もっと言うと電話やインターホンに出ると「平岡さんでしょうか?」と切り出された場合、コミュニケーションにおいて“こっちが先攻”っぽくなるのも気になる。ぼくが素性を明かすかどうかは、あなたの素性によって決まるんです。

ーーー

というわけで知らない電話やインターホンには極力出ないようにするために、普段から色んなことを心がけている。

電話が掛かってくる予定がある場合は、どの番号からかかってくるのかを事前に把握しておく。不思議なことに公共機関などでも「後日お電話します」とは伝えられても、どの番号から掛かってくるかまで教えてくれることはほぼない。

最近は格安SIMなどだと留守番電話サービスがないものも多いけど、大手携帯キャリアを使ってできるだけ留守番電話を残してもらえるような準備をしてたり。

見知らぬインターホンに関しては、もうほとんどの確率で無視しても良いと思っている。いきなり人に家に訪ねてくる人なんて、NHKの集金係か宗教の勧誘か、ドラマの中で事件を追っている捜査一課の刑事くらいだ。

でも、いきなりチャイムが鳴って出たら友人から「遊ぼ!」と誘われたりすると小学生の頃のようでちょっと楽しいかもしれない。

いつか自分の家にも企業オフィスの受付にあるような、iPadで名前と所属、要件を入力してインターホンを鳴らすシステムを導入したい。要件の欄は「遊ぼう」と「その他」だけ。もちろんぼくが出るのは前者だけ。

今日の1枚

夏の朝、おもむろにチャイムが鳴って「暑いし海に行こうぜ!」と半ば強引に友人に連れられて海に行く。今年の夏はそんな遊び方があってもいいかも。使ったカメラはLEICA M6、フィルムはFUJICOLOR C200。

サポートも嬉しいですが、もし文章を良いと思っていただけたらアカウントをフォローしていただけると更新の励みになって嬉しいです。