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トヨタの新しいコンセプトカー「e-Palette」がちょっと面白そう


トヨタは”モビリティ版アマゾン”を目指す


トヨタがCESで発表した新しいコンセプトカーがちょっと面白そう.
どういうものかというとまずは下の動画をご覧くださいませ.

自動運転車にさまざまなサービスを付加し,モビリティを耐久消費財ではなくサービスとして提供する,という,まあありそうといえばありそうな提案なんだけど,それがビジュアライズされて公式に発表されたということは大きな意味を持つのだろうな.
つまりこのニュースはトヨタのような一時代を築いてきた会社が自動車産業においてハードウェアではなくソフトウェアに舵を切ろうとしているということを意味している,これによってインターネットのようなヴァーチャル空間だけでなく,データを通して都市とも深く密接に自動車が関わることになってくる.これまでの時代,都市はいかに自動車をさばくかということに腐心してきたように思えるが,これからの時代には都市と自動車のようなモビリティがインタラクティブに作用しあうことになる.
そうするとますます私たちの世界はデジタライズされていく.
デジタライズされていった私たちの世界はより虚構化されていく.一人一人の物語が都市に影響を及ぼし,世界に影響を及ぼすようになっていく.

あらゆることがサービス化されていく社会になっていくのだろうか.色々考えられるニュースだ.

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