秋葉原について

『シュタインズゲート ゼロ』に感化され,アニメの舞台でもある「秋葉原」について何か考えられないかと色々と勉強中.

とりあえず『趣都の誕生』と『秋葉原は今』を読んで色々整理中.

もう少し何か情報が欲しいなと思いつつ,秋葉原は「民間主導の街」であったことと,秋葉原にオタク文化が定着したのは戦略的な要素ではなく,たまたま郊外型大型電器屋の台頭により,秋葉原の昔からの電器屋系事業が勢いを落としつつあったところにラジオ会館に海洋堂が進出,それを契機にして文化が広まったっぽいが分かった.
海洋堂の進出も戦略的にそこに出店したわけではなく,ラジオ会館側も戦略的だったわけではない.つまり,あらゆることが偶然的で,ある意味,歴史の空白.

そう考えると,『シュタインズゲート』9話にてフェイリスの世界線変更が秋葉原の街自体に変化を与えてしまったことは,そうした歴史の空白に上手い具合に偽史を導入している,と言える.そして,該当エピソードは「バタフライ・エフェクト」の例示として出されたものだが,フェイリスの家庭が1民間事業者(大いに力を持った地主)で,一市民の行為が街自体に影響を与えるというところも「民間主導」たる秋葉原っぽい,ということが言えそう.

しかし,だから何感はあるので,もう少し資料をあたり,何か言えたらいいな.街の理解の解像度を高めたい.何か知っているものあれば教えてください!


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