見出し画像

27日目 バンコク(2回目)その5「タイ30日✙ベトナム20日のバックパッカー旅(なるべく安く、なるべく長く、なるべく楽しく)」

朝を迎えていつもの健康チェックとマーケットチェックはしっかりと。
ロビーにコーヒーを飲みに行く。
と、案の定タバコをふかしているあの先輩がいらっしゃった。
先輩ってね、私が最初にバンコクに着いてこのホテルに泊まった時にいらっしゃって、色々と情報交換をさせていただいた方。既にファイヤーFIREされている点でも大先輩の方。
お久しぶりです、おうっ。ということで、その後のタイの旅のあらましをご説明して、またまた色々なお話に広がっていく。

お互いに朝ごはんがまだなので、私は屋台にテイクアウトを、先輩はコンビニにいつものパターンのものを。それらを広げて食べながら談義。
それから大事な宿泊の話、ウェブサイトで取ったら1泊しか取れなかった話についてのご相談。
フロントに話してみぃ、延泊きくからと軽く言われた。
私も実は昨日フロントで交渉しなかった理由は、多分延泊できると思っていたから。前回泊まった時もこの先輩に言われたのは、今度バンコクに戻ってきたら、そのまままっすぐこの宿に来て、空いてるよねーって言って泊めてもらえばいいよ、って言われていた。
でも万が一厳しかった時、もしもの時は、常宿としていらっしゃって宿からも信頼されているこの先輩に助っ人いただこうと思ったのも事実。
で、延泊と値段交渉。1泊でこの価格で、後もう2泊なんだからまけてよ、ということで私が提示した単価であっさりOKになった。先輩の想定したのよりも、更に下だったんだけどね。
サイトを通さないんだから、宿がサイトに払う分よりは少し小さめ分くらい(もちろんそんなのはこちらも分からないんだけれども)は下げてもらってもいいだろう。
そして先輩が言っていたのは、結局そのサイトが抑えている部屋数分がいっぱいになっただけで、宿自体では空室はまだあるんだよということでした。まさしくその通り。これで一安心。

また話し出したらずっとこの中庭というか、前庭で話がずっと進んでしまう。私がまだ行ってないところ面白いと思うところに連れて行こうとなった。私が面白いところ、っていうとこだから皆さんが期待するようなところではないと思う。
赤いバス、いわゆるクーラーのついていない見た目おんぼろそうに見えるバスで、スクインビットから外れた東の方に出て、マーケットを覗いてくるという提案!
いわゆる赤いバスって、どんなに乗っても一律8バーツ、35円足らずなんです。昔、私が一番初めにタイに来た頃は電車なんてまだなくて、複雑に入り組んだ路線図を片手に、このバスで移動したものでした。今ではもう地球の歩き方の中にはバス路線図すらないですものね。
この1番(だったかな)の赤いバスはともかく、このスクインビット通りをまっすぐ、ひたすらまっすぐ行くそうです。周りの風景も楽しめるからって。楽しむのは私ぐらいかもしれないけれど、観光バスみたいなものと思えばいいんです。
実際のバスの中はこんな感じ。乗ったら車掌さんが来て切符販売。1人8パーツ、小銭がでるから、手すりにつかまりながら右手に持ってるもの見えるかなぁ、細長い缶。中に小銭がいっぱい入っている。(チャラチャラ鳴らしながら乗客に近づいて?! 昔混んでた時はそうしてたような気がする)そこからお釣りを出して、切符をちぎって渡してって流れです。

市内の中心から離れていくんだから、少しは郊外っぽい風景が見えるのかなと思いきや、実際に乗ってみるともう発展著しいバンコクだからどこまで行っても、高層ビルがあったりあるいは建設中だったり。街自体、都市自体が若いんだなーと実感させられました。
実際この道路の上を走るBTSという高速鉄道も、七-八年前までは私が昨日まで泊まっていたオンヌットという駅が終点だったそうです。今ではさらにその先まで伸びています。
ひたすら道なりにまっすぐ。サンローン駅近く、イァチャルーン市場まで来ました。BTSはさらにその先へも延伸しています。
マーケットはすぐ。とはいえ、大きなポイントだからバスに乗ってた残り少ない全員がそこで降りた、終点じゃないけど。
歩いてて先輩がすぐに気がついたのが、宝くじ売り場の女の子。
売り場の人にしては珍しく、高校生くらいの可愛らしい愛嬌のある女の子。だからか、結構売れていた。
普通、宝くじの人ってお爺さんお婆さんが多くて、中には身障者の方が売っているケースも結構多い。確かに若い女の子が売ってるのを初めて見た。普段売っているおじいちゃん、おばあちゃんの都合が悪くて、ピンチヒッターかも。一緒に写真撮っていいかい?ってきいたらOKしてくれてこのポーズ。

さて本番、市場のマーケット。
やはりバンコクを代表するマーケットだけあって大きい。多分朝だったらもっともっと活気があるんでしょうね。

やっぱり活きのいい魚、野菜果物その他色々。こんな感じって雰囲気は写真をお見せしてにお任せします。

一通り歩いてみたところで、ビール飲んで乾杯。

道路渡った反対側にも市場が見えるから行ってみる。渡ったところにも新しくできたショッピングセンターも。先に中に入って様子を見たら、北海道物産展みたいな感じで、ニッポン物産展をやっていた。誰か知恵を出す人がいるんでしょうね、なんか雑駁だけれども面白い。

フードコートがあったので昼食。

その道路を渡った反対側の市場もなかなか広くて、結局そこで私の目的だった野菜果物は調達しました。

帰りはさすがにバスでは時間がかかるので、電車でBTSサローン駅から。

宿に帰ってからはまた前庭で喋り通し。
その先輩は地方都市で板前さんをやっていた方。色々その業界の裏話や、バンコク沈没での話も聞くこともできた。その裏話も聞いてる話をまとめると、Kindle本になるぐらい。

その先輩も、明日には帰国です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?