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ペヤングやマクドナルドから学ぶフリーランスの在り方

フリーランスとして仕事をしているといつも直面するのはお金の問題です。


「お金の為じゃなくその人の為に仕事をする」という気持ちは嘘ではない部分もありますがやはり人間マネタイズができなければ生活できませんし綺麗事ばかりではどうにもなりません。


フリーランスをしていると特に多いのが正規料金を値切る話を切り出される事です。


「もう少し安くなりませんか?」
「その金額だと他の人のが安いのですが。」


信じられないかもしれないですが普通に行われる会話です。


もちろん依頼する側が極力安くお願いしたい気持ちもわかります。
そりゃ経費なるべく抑えて他に回したりしたいですもんね。


しかしながらこれを逆にされる側はモチベーションが下がってしまいます。


例えば演奏するのに1時間程度のライブで5万円で引き受ける案件があったとします。


この5万円という金額だけを一見するとたった演奏時間は1時間なのに随分と高いなぁ。
「時給5万円かよ!」と思うかもしれませんが、

この1時間程度の為にどれだけの時間を割いて自宅などで練習をし、必要であれば資料作成をし、リハーサルをし確認した上で再度細かいところを詰めて演奏者同士で連絡を取り合ってという内容が入っている事を頼む側は忘れがちです。


上記の全てをやって合計10時間かかったとすれば時給は5000円になります。

言い換えれば1時間5000円でその道の専門家を雇っているわけです。


ましてや専門家ですから当然それなりの機材持っている訳で音質の保証やその場でトラブルが起きても対応できるノウハウを持っていて、いわば保険付きの1時間5000円なのです。


もちろん10時間以上ライブ本番や準備に時間がかかれば時給は下がっていきます。

1時間のライブだとして7,8曲程度、多くて10曲はあるわけでしてそれらの練習、準備をライブ本番も含めてそれらを10時間以内に終わらせられて時給5000円という計算になるわけです。


こうして見ると一見高く見える報酬も内容を見てみると実は法外でもなく専門家に物事をお願いするにしては意外に普通だったりします。


どうしても人は良いものを安く手に入れようとする習慣があるように思います。


「安く、美味しく、品質良く」


これを当たり前だと思っている人たちがとても多いと私は思います。


しかし本来この三点は同時に成り立たないものです。


品質を良くする為にはそれを管理する為のコストが本来かかるはずです。


美味しいものを作るには本来材料費や人件費のコストがかかるはずです。



安さを求めたあまりマクドナルドやペヤングは安い人件費、安い材料、ずさんな管理が重なり事件が起きたわけです。

「企業の努力が足りないからだ」


たしかにそういった側面もあるかもしれませんが良いものが当たり前のように安く手に入ると思っている相手にコストカットを極限まで努力した結果があれらの事件に繋がったとは考えられないのでしょうか。


改めてですが良い物は高くて当たり前です。

しかもその高い価格にはそれを作ったりその値段を提示するだけの時間や労力、材料の費用がかかっている事を忘れないで欲しいのです。


「ちょっとだけやってよ。」


プロにとってみればその「ちょっと」を適当にやればそれは見ている人たちの評価につながり「あいつ大した事ないじゃん」になるので手を抜くわけにはいきません。

「ちょっとだけやってよ。」はお願いする方は軽い気持ちかもしれませんが受ける専門家側はそうは受け取れないものです。


ちなみに専門家側からの「無料でもいいから参加させて」はそこに何かお金ではない対価を感じているからの申し出なので必要であれば言葉に甘えましょう。


最後にフリーランスの心を書いていたツイートがあったので転載させていただきます。


野瀬太樹さんのツイートを引用
https://twitter.com/hirokinose/status/983204909330960384?s=21


#音楽 #ミュージック #ミュージシャン #ギター #ビジネス #エッセイ #フリーランス


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