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質の高い人脈を作れていますか?

ビジネスでもプライベートでも質の高い人脈が人生を豊かにしていきます。これまで多くのコミュニティで活動する中で、どうやったらこれを実現できるかを模索してきた内容をまとめておきます。

もちろん、何かの時に活用できる仲間がいることはビジネスマンとしては重要ですし、信頼おける仲間がいることで人生自体が充実したものになるでしょう。

1. 質の高い人脈とは?

知り合いが多いという点であれば、「友達の数」だけで定量的に評価できます。ただ、「質の高さ」って何かを考える必要があります。私なりの定義は下記の4つです。

1-1. いつでも相談できる

長い人生では、何かに困ったり、悩んだりすることが多いと思います。もちろん、最終的には自分で判断することになるのですが、そういったときにアドバイスをもらうとか、自分の考えを聞いてもらえるかというのが大事になってきます。

そうすることで視野を広げて考えたり、自分の考えをまとめていったりすることができます。また、多くの意見をもらうことを続けることで、広い視野で考える習慣が身に付きます。そうすることで、ビジネススキルの向上にもつながっていきます。

また、性別や年代、価値観が違い幅広い人に相談できるできるようにしておくとベターです。いつもの仲良しメンバーだけだと、なあなあで得られる刺激や知識は限られてしまいます。

1-2. 自分から価値を提供できるようにする

逆に自分が相談されることもあるでしょう。

そういったときに真剣に考えて、自分なりの考えで相手を助けてあげることも大事です。そのときに色々と調べることもありますし、論理的に考えることもします。

自分一人では経験しないような分野のことも相談を受けることも多くなるので、人間としての懐が広くなります。そういった相手がたくさんいれば自分の知識がどんどん広くなって、それが相乗効果で更に人脈が広がるという好循環につながります。

1-3. お互いに高められる

人間関係もある程度自分に対してメリットがないと継続しません。単純に、「この人と一緒にいると楽しい」というケースもありますが、自分を成長させてくれる友人も必要です。

特に専門知識を教えてくれるというよりは、「この人が頑張っているから自分も頑張ろう」とか「この人から得た知見を自分の仕事に活かそう」とかいうのを自分なりにプラスに持っていけるように考えることが大事です。

当然、相手は自分のために何かを提供しようという考えでいる訳ではないので、自分として相手からこういったプラスの影響を受けるようにマインドセットを変えていきましょう。

また、自分が相手に接するときには「自分との交流が相手にとって、どういった点がプラスになるのか」も考えておいた方が良いです。もちろん、損得勘定だけを考えるのではなくて、何かプラスになることはどういうことだろうと考えてみます。

1-4. 一緒に活動すると安心感がある

人間はどうしても心理的安心感を求めます。

新しいことや自分の経験にないことを始めようとするときには、同じ目標に向かっていく仲間が必要です。一緒に活動するのでも良いですが、似たような活動をしていて自分も頑張らなければと思える間柄でも良いです。

どうしても挫折しそうなとき、面倒くさいときなどはあります。そういったときに互いに努力しあえる間柄が好ましです。

2. 質の高い人脈の増やし方

では、どうやって人脈を広げながら、良好な人間関係に継続できるのでしょう?この記事では、私自身の実体験から学んだことや下記の参考書の内容を参考にまとめていきます。

2-1. 知っている人を増やす

まずは知り合いの数を増やすところが一番最初です。ただ、普通に生活をしていても、新しい人に知り合うことはほとんどないという人がほとんど出ないでしょうか?

実はそんなことはないです。

社外のセミナーや学会に行って積極的に声をかけるとか、SNSでつながるとかやり方はいくらでもあります。要は面倒くさがらずに実行することが大事です。

また、自分で積極的に活動していれば、その過程で多くの人に巡り合います。自分の趣味や仕事のちょっと周辺の領域も含めて活動の幅を広げていけば、人脈の幅も広がっていきます。

ただ、闇雲に名刺だけを集める人もいますが、これはいけません。この人とはどういった交流をしていけるのか?こちらからどんな価値を提供できるのかを考えられる人でないと、関係は深まりません。

この段階ではある程度広く浅く知り合いを増やすのも良いかと思います。

2-2. 知り合った人との関係を深める

次の段階で全ての知り合った人が対象ではないですが、早めにコンタクトを取りましょう。SNSのコメントでも良いですし、メールにお礼でも良いので最初に印象付けることが大事です。

リアルでほとんどあったことがない人でもSNSでの交流をたくさんしていて、仲良くなるケースも多くなってきています。定期的にSNSでコメントをするとか、忘れられないような努力は必要になってきます。

仕事の関係であれば、積極的に手伝ったり、自分なりの価値を提供することが大事です。相手がどれだけ意識するかが勝負です。また、悪口を言わない、締め切りを守らないなどネガティブな印象を与えないようにすることが大事です。

それは当然ですよね。自分の立場だったら嫌な人にはこちらから声をかけないです。仕事上の関係だけのつながりでは、その関係がなくなった段階で何も残りません。

また、自分の考えを何度も伝えるようにすると、ファンになってくれることもあります。「自分がどうしたい」とかを明確に語る人はやっぱりそれほど多くないので、印象が良くなります。

2-3. 良好な人間関係の維持方法

一番重要なのは何か共同作業をするということです。そういった過程でお互いのことを理解できますし、信頼関係も構築できます。やっぱり、目標に向かって作業をするという行為は記憶に残りますし、そこで一緒に働いた仲間のことはいつまでも覚えています。

ただ、ここで悪い印象だと今後の人脈としては活用できません。個人的には下記のようなことを意識しています。少しの心がけや努力ですが、実はこういったことができていない人が多いので、印象に残って良好な人間関係の構築につながっていきます。

・納期よりも早めに作業を終わらせる。
・誰がやるかが不明瞭な雑務を積極的にやる。
・自分なりの想いを伝える。
・相手を尊重する。

2-4. チャンスは人脈が運んでくる

知り合った全ての人がチャンスを運んでくることはありえないですが、深く関係を構築した人と5年後、10年後に別の機会で一緒にやることが出てきます。全然違う分野で関係を持っていた人とも不思議とつながるんです。

自分としても積極的に活動することで成長していきながら、質の高い仲間を増やしていけます。そういった積み重ねが色々な場面で飛躍するチャンスがやってきます。

参考書

いつくかこれまでに私が読んで参考になると思った図書をまとめておきます。こちらも機会があれば一読ください。




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