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【5 Eyes問題】『テロとインテリジェンス〜覇権国家アメリカのジレンマ』

 イギリスの議会でファイブ・アイズに日本が加入することについて議論や首相発言もありました。河野太郎前防衛大臣の前のめり発言もありました。このファイブ・アイズ問題の背景には、エシュロン、ネット監視対象のトランジット・トラフィック問題、アジアの通信監視シギント、UKUSA協定など、香港の中国化による地政学的、情報安全保障的な背景がポイントであり、在日米軍、在韓米軍の存在でカバーしきれない技術的、政治的課題の有無について議論し検討する必要があります。
 ファイブ・アイズ、エシュロン、UKUSA協定、アメリカのインテリジェンス活動については拙著、福田充『テロとインテリジェンス〜覇権国家アメリカのジレンマ』(慶應義塾大学出版会)でも考察しています。よかったらご覧ください。

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