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【可能世界論】
ライプニッツの可能世界論が僕は好きなのは可能世界から一つの世界が選択されるその偶然と必然を神の視点から説明するという科学と神の関係を調停する論理が近代を構成していると考えているからだ。それからすればオルタナティブファクトという現象は極めてポストモダンである。
そのオルタナティブファクトが成立するポストトゥルースの状況と、リスクマネジメント機能がもたらす再帰的近代化の状況がせめぎ合っているのが現代であり、その対立軸がこれからの政治哲学において、民主主義にとってクリティカルな論点になるのではないかと思う。
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