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【アメリカ抗議暴動②】

 ミシガン州フリントの保安官が、抗議デモの市民に語りかけ、問いかけ。市民の「私たちと一緒に歩け!」の声に同意して和解。ニューヨークタイムズ報道。理想論に見えるかもしれないが、力で鎮圧することは根本的な解決策ではない。コミュニケーションと相互理解の大切さを伝える記事。
 多くの市民は整然と抗議デモをしている。ごく一部の市民が警官隊に応戦して暴動化している。店を燃やしたり商品を略奪しているのもごく一部の市民。そして多くの市民が暴動のがれきやゴミをボランティアで片付けながら冷静に議論している。どこを切り取り見るかで全く理解が異なる。
 大多数の冷静なデモ、一部の暴動化、略奪、片付け、市民の行動は多様で全てがある意味多角的な真実の一面。どこの局面をメディアが切り取り報道するかで受け手の印象や理解が変わる。だからこそメディア報道にも多様性と倫理が問われる。
 僕はこの「ニューヨークタイムズ」のリベラリズムに、人道主義に、文化的多元主義に、ジャーナリズムの倫理に賭けたい。グローバリズムにおける市民の幸福とガバナンスには、ここにヒントが隠されているのではないかと考えます。
https://www.nytimes.com/2020/05/31/us/flint-sheriff-protestors-camden-police-ferguson.html

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