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わたしの一冊 31
【ひと】
筆者 小野寺史宜
発行 株式会社祥伝社
実感
悩めることの幸せを
食べることのありがたさを
人の温もりを
僕は
生きていく
と思った一冊です
母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、
交通事故死した調理師だった父。
女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の僕を
東京の私大に進ませてくれた母。
──その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。
全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。
仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の惣菜屋で、買おうとしていた最後に残った五十円のコロッケを見知らぬお婆あさんに譲った。
それが運命を変えるとも知らずに……。
ご閲覧くださりありがとうございます!
実感するから
感謝がうまれるんでしょうね
わたしの一冊が
あなたの一冊へ
紡ぐことができたら嬉しいです!
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