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わたしの一冊 67−2

【赤い月の香り】
筆者 千早茜
発行 株式会社集英社


本能

この香りは
ぼくの奥底に
ひそむ思いを
呼び起こし
受け入れる
ただそっと
包むように

と思った一冊です

天才調香師は、人の欲望を
「香り」に変える——。
直木賞受賞第一作。『透明な夜の香り』続編!

「君からはいつも強い怒りの匂いがした」
カフェでアルバイトをしていた朝倉満は、
客として来店した小川朔に、自身が暮らす洋館で働かないかと勧誘される。
朔は人並外れた嗅覚を持つ調香師で、その洋館では依頼人の望む香りをオーダーメイドで作り出す仕事をしていた。
朔のもとには、香りにまつわるさまざまな執着を持った依頼人が訪れる。
その欲望に向き合ううちに、やがて朔が満を仕事に誘った本当の理由が分かり……。
香りを文学へと昇華させた、第6回渡辺淳一文学賞受賞作『透明な夜の香り』に続く、ドラマチックな長編小説。

株式会社集英社書籍内容紹介より

ご閲覧くださりありがとうございます!

香りは
その人の
印象を強く
しますね


わたしの一冊が
あなたの一冊へ
紡ぐことができたら嬉しいです!

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