見出し画像

わたしの一冊 3

【木】
筆者 幸田文
発行 株式会社新潮社


表情

さまざまな顔で
生きる
ただ空に向かって
伸びていく
折れても
曲がっても

と思った一冊です

樹木を愛でるは心の養い、何よりの財産。父露伴のそんな思いから著者は樹木を感じる大人へと成長した。その木の来し方、行く末に思いを馳せる著者の透徹した眼は、木々の存在の向こうに、人間の業や生死の淵源まで見通す。倒木に着床発芽するえぞ松の倒木更新、娘に買ってやらなかった鉢植えの藤、様相を一変させる縄文杉の風格……。北は北海道、南は屋久島まで、生命の手触りを写す名随筆。

株式会社新潮社内容紹介より

ご閲覧くださりありがとうございます!

樹木や花の表情をうつしだす名随筆です

わたしの一冊が
あなたの一冊へ
紡ぐことができたら嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?