やるせないけど、音楽をやっている時は幸せでした

今日から3回目の緊急事態宣言ですね。
最早【緊急】っていう意味を成していないような、そうでもないような。
今年のGWもどうやらおうち時間を満喫する日々になりそうです。

さて緊急事態宣言さえ出ていなければ、もしくは開始日がもう少し遅かったら、今日は習い事の発表会でした。
緊急事態宣言を出すと会見したのが金曜日、開始は日曜日。
いや、なんでも急すぎませんか??
宣言を出すことは仕方がない。
だけどあまりにも急すぎてやるせなさがすごいです。
先生から土曜日の朝に｢発表会延期のお知らせ｣の連絡をもらって、心が折れました。
今月2回目。

私一体何したんだろう。
仕事に行くことすらしんどくても頑張って行ってたのは発表会があったからで、発表会に後ろめたい気持ちで出たくないからだったのに。

先生が悪いわけじゃない。
むしろ金曜日の会見から日曜日の開始日まで時間がない中、そして自治体の対応がまだ決定していない中で迅速に対応してくださったこと。
そして次の日程を併せて知らせてくださったこと。
多分私より先生の方がやるせなさがすごいと思います。
それでも昨日レッスン行った時にいつもと変わらない笑顔で迎え入れてくださって、むしろ発表会が延期になったからこそ、また練習が出来る時間が増えたからこそもっと曲を良くしよう、他の生徒さんたちとこんなことしたいねって言える先生は本当にすごいと思いました。
少なくとも今の私じゃ無理。

分かってる、全てはウイルスのせいで、変異なんかするから。
分かってるけど、政治も行政にも文句言いたくなっちゃう。

私の楽しみ返してよ。

だけど昨日、今日やるはずだった曲を2曲も伴奏付きで通させてくれて、伴奏をしてくださっている先生のお義母さんもやるせないのに、笑ってて、通してる間、音楽をしている時間がとても幸せでした。

あともっと気遣える人でありたい。
その優しさを、返せる人でありたい。

音楽はこんなに人を幸せにしてくれるんだと改めて思いました。
普通に考えたら不要不急かもしれないけれど、でも、こんな世の中だからこそ音楽は必要なのにとも思ってしまいました。

今度は夏に向けて細かいところ詰めてもっといい音楽をしたいし、もっと音楽をしている時間が幸せに感じられるようになりたい。

こんな世の中だから尚更。

P.S.金曜日にポルノグラフィティのファンクラブ限定配信番組で、晴一さんが首相の会見を｢裏番組｣って言ったのちょっとホッコリした（笑）