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結婚ってなんなんでしょうね

という、古今東西古来から語られ続けてきたトピックについて、私も語り手の歴史に加わることと相成りました。

友人からの「同じトピックでnote書かへん?」という愉快なオファーにより実現したわけですが、まぁ結構語り尽くされたんじゃないですかねこの話。今更私が書くことあるかねぇ?と思ったけど、ちょっと考えてそんなことないなと思い直した。

いいじゃないですか、いくら語られても。

こんなにも多種多様な要素が入った一大トピックに対して、なんか1個の絶対正しい答えがあるもんじゃないし、というか答えはそれぞれの中にあるんだし、それさえも日々移り変わる可能性があるんだし。なんだしなんだしAGC。

とにかく、「結婚ってなに?」って自分なりに考えて書くプロセスに価値があるんでしょう。という訳で私の中では整いました。(ここまでセルフトーク)

さて、軽やかに読者さんを置き去りにした感があるので戻りましょう。

結婚、って、なんやろね?なんだと思います?

私としては結婚といえば、現時点では結婚式が思い浮かぶ。婚姻届とか、お揃いの指輪とか、ブーケとか、親への手紙とか、なんかそういうものがシンボルとなってる、白っぽいもやもやしたものというか。

でもそんな2-3時間そこら(準備を含めても数ヶ月〜1年くらい?もちろん尊いことですけどね)の話だけじゃないのはまぁわかる。

一般的な辞書によると、結婚という言葉には「男女が夫婦関係になること」とあります。全然こんなもんじゃ語れてないやろ。男女に限らんし。

同性婚が法的に認められているカリフォルニア州サンフランシスコの活動家たちが説明した結婚は、「二人の人間が公的な手続きを経て一緒になり、生涯のパートナーとなること」だそうです。ふむ、ちょっと納得感。二人の人間という縛りも、ポリーの人たち的にはどうなのかなとは思うけど。

私が好きな恋愛コラムニスト(なのか?)のアルテイシアさんだと、結婚とは「50年の共同生活」なんだとか。うむうむ。別居婚や通い婚だってあるけどまぁだいたいイメージはつく。

ここまで見てきて、私の結婚イメージの重要なキーワードになりそうなのは「生涯のパートナー」という文言でした。

生涯のパートナーってどういう存在なんだろう?

一緒に住む、暮らしを共にすること?いやいや、友人やきょうだいの中には別居婚や通い婚だってあったな。

んー、じゃあ、契約・約束した人?

ちなみに私のすきな、パートナーシップを探究しているふたこわたるさんという方は、数年ごとに更新制にすることを提案していたな。それにも共感する。あ、ちょっと話が逸れましたね。

生涯のパートナー、ということばを考えてきて、そこには『他の人とは異なる特別な人』が浮かび上がってくる。

モノアモリー/ポリアモリーによってそれが1人だったり複数だったりもするだろうけれど、とにかく自分の先には『他の人とは異なる特別な人』がいて、その人と自分の間にあるもの、ものというよりも運動というか交流そのものというか相互作用というか、そんなものの気がする。

じゃあこの人と結婚しよう、というのは、『この人との間に特別な絆を継続的に、できれば生涯にわたって持とう』という決意、コミットメントを双方が持つ、ということなんだろうか。

そう考えると、結婚というのは「互いに特別な人であり続ける」という動的なものなのかなぁ、と思ったりする。

自分にとって『結婚』ってこういうことなんだっていう定義づけと、その定義づけを分かち合える人と出会いを果たしたら、もしかしたら私の思う結婚がなし得るのかも知れませんね。知らんけど。

ここまで考えてみて、なかなか面白かったです。

あなたにとって、結婚ってなんですか?

どんな結婚がしたいですか? いつか聞けると、嬉しいです。



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