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【今週のPICK UPリクエスト】アーサー・ケストラー『機械の中の幽霊』

■どんな本?

哲学者 アーサー・ケストラーによる、哲学や心理学に関する学術書です。
1995年刊。
言語、生体、社会的組織などすべての物は、ヒエラルキーを持っており、
部分と全体から成り立っている。ケストラーは、この物の上下の構造を表す
概念を「ホロン」と命名した。人間は「ホロン」からなるヒエラルキーが
不安定で、欠陥を伴っている。それは進化によるものではないのか。生物、
人間、社会などをヒエラルキーから読み解く。
SF漫画『攻殻機動隊』など、多くのサブカルチャーへ影響を与えたと言われる本書を一度読んでみたいと、多くのリクエストが寄せられています。

■復刊リクエストコメント(一部)のご紹介

『これほど深く生命とは人間とはいや生き物とはという問題に踏み込んだ科学哲学書はあまりない。アニメや映画の題材としてだけでなく、もっと一般の人もこのような科学哲学書をよんでもらいたいと願う。』
                     (リクエストコメントより)

『「Vフォー・ヴェンデッタ」や「攻殻機動隊」など多くのサブカルチャー
作品に影響を与えており、これらの作品を深く理解するための必読書と思われるが、古書市場では手の届きにくい価格となってしまっている。是非復刊をお願いしたい。』
                     (リクエストコメントより)

『「攻殻機動隊」のアニメでこの本を知り、実際に大学の図書館でハードカ
バーで借りて読みましたが、とても面白く、色々なことを考えさせられる本
でした。ぜひ復刊を希望します。』
                     (リクエストコメントより)


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