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海外生活4つの利点|移住イラストレーターが経験

おそらく多くの人は旅が好きなんじゃないかなと思います。できればコロナが落ち着いたら留学でも行きたいと思っている人も多いですよね。
今回は海外はメキシコ・オアハカでも活動拠点を持つ僕が、イラストレーターとして海外で暮らすことについてをお話しします。

メキシコ・オアハカの景色と一緒に楽しみたい方はコチラの動画でも同じ内容が聞き流しできます。

https://youtu.be/-Q0N0kSnfHY

僕が日本とオアハカで往復生活するようになったのは東京のアパートの契約更新がきて、そのタイミングで特に場所に縛られる職業でもないので人生で一年ぐらい日本を離れて、旅で訪れたメキシコで暮らしてみるのもいいんじゃないかと思ったのがきっかけです。
気がつけばあれよあれよとこちらでの時間は過ぎ永住権をとりギャラリーカフェをはじめ気づけば6年目になります。

またまたお知らせですが、僕のコチラでの活動や生活、ギャラリーカフェ開業のエピソードなどをまとめたイラストエッセイ『TEPPiNGの旅手帳』僕のオンラインショップSTORE TEPPiNGにて販売していますので是非そちらもチェックしてくださいね。

https://tepping.stores.jp/items/56cfbbe7ef3377aee2005316

さて、日本から出た当初はイラストの仕事もそれなりに入るようになっていたので、もし海外で過ごしているということを公言したら仕事の依頼が減るんじゃないかな?と思い内緒にしていました。
幸運なことに最近では海外で活動するイラストレーターさんも増えてきて、クライアントもその事に慣れて、逆に僕のコチラでの活動に興味を持ってもらい、雑誌で連載ページを持ちイラストエッセイを書いていたこともあります。
なので出国当初心配していたように仕事が全くなくなるという事はなく、今でも日本との仕事をメインでしています。
これは海外移住を検討しているが仕事の面で不安を感じているイラストレーターさんには朗報なのではないでしょうか。

さて、ここからは海外に来て良かったことベスト4と個人的にとってもよかったことを最後の方にお話ししますね。

その1:異国の文化、街並み、人々の暮らす土地で毎日を新鮮に暮らせる。

もちろん日本語は通じませんから最初は言葉で不便を感じることもあるかも知れませんが創作する環境としてはこの『言葉の壁』がある意味心地よい時もあり、嫌なニュースや難しい話も全くスルーできます。
知らない事が一番強いというのが体感でき制作に集中できるでしょう。

その2:その国の物価によっては少し贅沢できる。

東京に住んでいた頃は週末に外食でもしようかと思ったら、お財布と相談したりしていたのですが海外に出たら日本の円通貨価値に感謝する機会も増えました。日本だったらおつまみとワイン一杯の価格でメインとワイン二杯程頼めます。

その3:半径2m以内に人が3人以上いた事がない。

コロナ禍のソーシャルディスタンスを受け、今後は改善してくると思いますが、ちょっと前まで東京でアイデアでも考えようかなとカフェに入ったら、お店にはたくさんの人が鮨詰めでいて隣の席との間隔が20cmも無いなんてシチュエーションありますよね。
海外で暮らしてみて、あの日本のできるだけ人を入れてしまおうという机の配置は軽く恐怖を覚えていました。あの環境でよく考え事ができていたなと、、、むしろ隣のカップルの喧嘩が気になってできてなかったんですが。

その4:いろんな国の人たちと知り合える。

海外に出るともちろん周りは全て外国人な訳ですが、僕の住むオアハカは観光都市なので多くの外国人観光客が訪れます。特に僕のようにお店をやっていると色々な国の人が来てくれて、彼らの国の話がきけて楽しいです。
実は僕自信は、30歳を迎えるまで海外旅行にいった事がなかったので、日本意外の事はニュースやネットの記事を鵜呑みにするしかなかったのですがインターナショナルな環境でいろんな国の人と接すると、改めて日本のいいところや悪いところを外から客観的に見れるいいキッカケになっています。

さて、海外で生活と聴くときキラキラ羨望の眼差しになりがちですがイラストレーターが海外と仕事をするには現地で生活しないといけないかと聞かれると、これだけSNSが盛んな現代ではわざわざ時間と労力とお金をかけて移住する事もないかなと思います。
さらに、今あなたはイラストレーターとして生活に十分な収入を得ていて、例えば家族がいる方なら、全員を問題なく養えているならなにも漠然とした『海外移住』という言葉に踊らされリスクを負うよりも海外旅行や短期留学でも十分に色々な学びを得られると思います。むしろそれが一番羨ましい環境かもしれません。

それでも、海外で暮らして制作をしていきたいという方に何よりも確実なエールを送るとしたら、僕を見てください。
イラストで稼いでロールスロイスや高級住宅は難しいかもしれませんが少なくとも僕のように楽しく暮らしていくことはできると思います。

そしてなにより、現地で暮らしていくために必要なことは日本人であるならば基本的に備わっていることです『感謝と思いやり』の気持ちを持って人と接することです。少なからずそういった日本人の習慣を好きでいてくれている外国の方々はいます。
また、旅の恥は掛け捨てなんて言葉を履き違えておうへいな態度になったり気持ちが大きくなることもあるとは思うのですが、一度国外に出たら渡航先の国の人たちの手助けがなければ生活もままなりません。

だから、つたない言葉なのに聞いてくれてありがとうとか、お願いを受け入れてくれてありがとうという感謝の気持ちが自然と込み上げてくれうのです。これはテクニックとかHowToとかそういった話ではありません。
海外に行った際には日本との違いに気をつけながらも、人と人との基本的なマナーは忘れずに良好な関係を気づいていきたいですね。

いかがだったでしょうか?ちょっとイラストレーターとしての話から話が大きくなった感はありますが
僕のYouTubeチャンネルではこのように、皆さんが楽しく毎日の制作に取り掛かれるように、明日への希望がいっぱい詰まった動画をアップしていきますのでぜひチャンネル登録をお願いしますね。
それでは今日も張り切って制作しましょう!

YouTube動画で、Noteでは見れないオアハカの美しい風景もお楽しみください。

https://youtu.be/-Q0N0kSnfHY

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