『かりん』2023年5月号掲載作品*
ギャラリーを初めて借りる一週間 旅するようにチェックインする
パネル貼る白い壁でも真っ直ぐに巻き尺吊るし高さを測る
休店のとびら閉じれば貸し切りの私の色を並べる時間
会いに来たその事だけでも感謝して話す時間の与えるちから
立ち上がりギャラリーを観る 友だちが報せてくれる私のかたち
手土産をくれたこころに囲まれて春へと向かうひかりの在りか
*「かりん集」欄に掲載していただきました。
今年2月下旬に開催した個展の情景を表現したものです。
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