ふかみどり

北海道27歳。本を読むのが好きです。面白いと思ったことや作品を表現、共有出来たら嬉しい…

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北海道27歳。本を読むのが好きです。面白いと思ったことや作品を表現、共有出来たら嬉しいです。

最近の記事

金色のガッシュ!!2の発表によせて

2022年2月26日、21:44 雷句誠先生のツイートによって、「金色のガッシュ!!2」の制作、配信が発表されました。 正直信じられない… いや、信じてはいます。嘘だと思っているわけではない。 「金色のガッシュ!!」は一番好きな漫画です。 今回の2の発表はあまりにも衝撃的で、あまりにも嬉しかった。 だからこそ!反響が少なすぎる!!!と思います。 もちろん、Twitterではトレンドに入っていました。 でもガッシュ2の発表は、こんなに愛すべき漫画の続編の発表は、

    • 中山七里「護られなかった者たちへ」

      仙台市の保健福祉事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。 三雲は公私ともに人格者として知られ、怨恨が理由とは考えにくい。 一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。 三雲の死体発見からさかのぼること数日、一人の模範囚が出所していた。 男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。男の目的は何か。 なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか? 誰が被害者で、誰が加害者なのか。 本当に“護られるべき者"とは誰なのか 怒り

      • 一木けい「1ミリの後悔もない、はずがない」

        「俺いま、すごくやましい気持」。ふとした瞬間にフラッシュバックしたのは、あの頃の恋。できたての喉仏が美しい桐原との時間は、わたしにとって生きる実感そのものだった。逃げだせない家庭、理不尽な学校、非力な子どもの自分。誰にも言えない絶望を乗り越えられたのは、あの日々があったから。桐原、今、あなたはどうしてる? ――忘れられない恋が閃光のように突き抜ける、究極の恋愛小説。 はじめて読んだ作家さんでしたが、言葉や文章、物語が美しくて感動してしまいました。 5編からなる連作短編集で

        • 医療従事者に感謝

          最近顎が謎の小爆発を起こしまして、大きく口を開けるたびに痛くなってしったので、久しぶりに病院に行ってきました。 調べるとよく聞いたことがある顎関節症っぽいこの症状は口腔外科が良いとのことで総合病院へ。 初診であることと街1番の総合病院であることを考えると朝一で行っても午後までかかりそうと思い、小説を2冊持参しました。 長江俊和「恋愛禁止」 綾辻行人「水車館の殺人」 結果どちらも読み終わらなかったですが大変お世話になりました。。 本を読みつつではありましたが、今回、コロナ

        金色のガッシュ!!2の発表によせて

          長江俊和「出版禁止」

          あらすじ 著者・長江俊和が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。内容は、有名なドキュメンタリー作家と心中し、生き残った新藤七緒への独占インタビューだった。死の匂いが立ちこめる山荘、心中のすべてを記録したビデオ。不倫の果ての悲劇なのか。なぜ女だけが生還したのか。息を呑む展開、恐るべきどんでん返し。異形の傑作ミステリー。 この小説は単純にめちゃめちゃ面白かったのでおすすめさせてもらいます。ぜひ読んでみてほしい作品です。 この

          長江俊和「出版禁止」

          自己紹介

          はじめまして、ふかみどりといいます。 読んだ本の感想や普段感じたこと、面白いと思ったことを発信してみたいと思ってnoteをはじめることにしました。 noteってなんだかすっきりしていて見やすいしなんだかかわいくて好きです。 僕は25歳の男。 北海道の函館というところに住んでいます。 子供の頃に母親がたくさんの絵本を買い与えてくれたことがきっかけで本を読むのが好きになり、中学生の時から「作家になりたい」と言っていました。 高校では運動部とともに文芸部にも所属して小説