見出し画像

ふかみ夫婦のルール「あえて察しない!!」

こんにちは、ふかみです。

本日は #家事分担の気づき ということで、
ふかみ夫婦の独自?ルールについてご紹介したいと思います!


というのも実はふかみ夫婦、2人ともADHDの兆候がみられるのです。
さらにふかみ旦那にいたってはASD…つまり自閉スペクトラムの兆候もみられます。
過去をふりかえるとふかみ自身も幼少期はそんな特徴(こだわりが強い、人付き合いが苦手等)をもってたような感じがします。
あくまで正式に診断がおりたわけではないのですが。

というか診断がおりたからってそれがなぁ~に??('ω')というゆる~い考えを根本として持っている夫婦なのでそこらへんは別にいいかなってw

問題なのはADHDやASDの特徴があるために、わたしたちが一般的な理想をいだいたまま夫婦生活をしているとうまくいかないことが多々あるということです。


「一般的な」理想を抱く夫婦生活とは


わたしが考える「一般的な」理想の夫婦のありかたってどんなかなぁ、と考えたのですが、

  • 言葉にしなくても相手を思いやる気持ちを表現できる。

  • 妻(もしくは夫)の行動をみて察した言動をとることができる。

このあたりはよく聞くのかなと思ったりします。

ふかみ旦那に聞いてみたところ
「ん~~~?ん~~~…。(3分ほど思考)
お互いにリスペクトを持って接している、とか?」
との返答でした。
ふかみもリスペクト精神はとっても大事だと感じますね…!


ふかみ夫婦にとっての難題


しかし冒頭でもお伝えしたとおり、ふかみ夫婦はADHDやASDの特徴を少なからずかかえるということ…。

なにが難しいって、

察する。

とにかくこれ!!これが難しすぎるんです!!

ネットで「夫婦生活 理想」と検索してもたしかに
「相手を思いやれる夫婦」
「なんでも言い合える夫婦」
といった言葉がよく見受けられます。

でも実際「なんでも言い合える」って実行しようとしてもなかなか難しくないですか?

「疲れた時にそんなこと言ってほしくない」
「察してほしい」
「口では大丈夫と言ったけど、そこは裏を感じ取ってかばってほしい」
「本当はこうしてほしかった」

あとよく話に聞くのは、
「実際口に出して意見を言ったら嫌そうに対応された」
「反発された」
このあたりかなと。

いやもうホントに難しすぎ。
ハードル高すぎ。

その時は「裏をかいてほしい」だったとしても、別の瞬間には「言葉の通りにしてほしい」だったりもするし。
そんなの自分だって切り替わるタイミングわからないと思うんですよね。
わからなくないですか?

そしてふかみ夫婦はとくにそのあたりを察することについては苦手…
言葉を言葉のままに受け止めるので精いっぱいなのです。


ルールはひとつ「察しない」


ならば察することをやめたらいいじゃない!!

と少々短絡的かもしれませんが、わが家のルールの大前提はこれです。
いわゆる日本国憲法てきな部分です。

そして民法てきな部分にあたるルールはこんなかんじ↓です。

  • 言葉のとおり、頼まれたとおりの行動をする。

  • ほかにやってほしいならちゃんと言う。

  • やってほしくなくてもちゃんと言う。

  • 「ホントはこうしてほしかったなぁ」と心にとどめない。


またふかみはその日の体調によってできること、できないことに大きく差が出ます。
元々「頼る」と「甘える」の違いがわからないタイプなのですが、ただでさえ働けない上に家事もできないんじゃ…とかなり気に病むことが多くありました。

そんな時にやっちゃうのが、「無理」
なんべん言われても度を越えてやっちゃいます…。
治したくても自覚ができないので、なかなか治りようもないですし。

そして無理した結果体調壊して何日も寝込んだりする…。
そうなってくると今度は旦那が「オレが全部やるから!!」モードに突入してしまいます。
旦那は体力的精神的にタフなほうなのですが、それでもやはり無理しすぎると免疫がだだ下がりし熱を出すことがあります。


そこでできたルールがこちら↓

  • 「大丈夫」と言って家事をやる際はその言葉どおりとし、まかせる。(体調が悪そうでも、実際悪くて痛み止め飲んだとかでも関係なく)

  • 本当に大丈夫ではないならそれをしっかり申告し、頼ること。

最初のころは
「さっきわたし頭痛いって言ったのになぁ…」
なんてもにょもにょ考えながら家事をすることも多かったのですが、上記のようなルール化をした結果、もにょもにょ考え始めたタイミングで
「やっぱり今日はしんどいかも…」
と口に出せるようになってきました。


旦那も旦那で、基本的にいやな顔をまったくと言っていいほどせず
「そうなの?じゃあ今日は休まなきゃだね!」
と言って代わりに家事をしてくれたり、お弁当を買ってきたりしてくれますので本当にありがたいです。

そしてこのルールのおかげで、旦那が必要以上に察しようとあたふたすることも、キャパを越えて失敗することも少なくなりました。
察することが苦手だからこそ、「こうかな?こうかも?」と感じたことはすべて実行に移してしまうんですよね。


ちなみにふかみは個人的に、

  • ちゃんと「ありがとう」を言う。

  • 旦那がつっぱしって独断で行動してしまっても、「やらなくていいよ」と伝えてなかった場合はそれをちゃんと謝罪し旦那を責めない。

  • 全部できない日はたった一個でもいいし、途中であきらめてもいいので、今日はやれるなと思ったらリハビリ精神をもって行動する。(頼りっぱなし防止)

このあたりは心がけるようにしています。

両親とも頭の中で手順を構築し行動するタイプで、それをおてつだいしようとすると「余計な事すんな!」「邪魔!」とよく言われたものですが、
さすが親子…なげかわしい事にふかみ自身もそういう思考をするタイプの大人に成長しました…(´;ω;`)
仕事してたとき個人作業だとこの特性はとても役に立ったのですが…(;'∀')

同棲したてのころは、よかれと思って行動してくれる善意100%の旦那に
「それ〇〇のあとにやろうと思ってたのに…」
とイライラしてしまったこともたびたびあったものです。

でも口に出さなきゃ分かんなくって当たり前ですよね。
それはべつにADHDとか関係ないと思います。

感謝と謝罪はとくに大事ですよね…。
いくら文句いわないといってもやっぱり同じ人間。
キャパの限界は誰にでもあるものだから。


「分担」という意識をそもそも持たない


ここで本来の #家事分担の気づき に話をもどすのですが、
このようにふかみ夫婦にしか適用されないルールを独自に設けてるため
そもそも「家事分担」という概念が存在しないのですw

結果的に「できる時にできる人がやる」という状況になっています。
自分でやれると言ったからやってる。ただそれだけなのです。


先述したとおり、旦那は自分が仕事で疲れていたとしても基本的にいやそうな顔もしなければ文句も言いません。
「そろそろやってよ」なんてことも言いません。

旦那に
「どうしてなにも言ってこないのか」
と聞いてみましたが
「そもそも一緒に住んでる以上おたがいが協力してやるもんだと思ってるし、嫁さんにまかせっきりになるとむしろ『あ~そろそろやらなきゃ~』って自分のことしか考えなくなるんだよねw」
とのことでした。

「自分のことしか考えない」
という発言を聞いて嫌な気持ちにならないなんてそうそう経験できないぞ旦那よ…w



以上、あんまり参考にはならないふかみ家ルールのご紹介でしたw

一番はまわりの在り方は気にせず、
その家庭に存在している人間に似合った独自ルールをいかに考えつけるか
なのかなと思います。

あと感謝!謝罪!ねっ!

この記事が参加している募集

#新生活をたのしく

47,888件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?