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大河ドラマを観てnoteを書こうと思った

2021年の大河ドラマ「青天を衝け」が最終回を迎えた。
新一万円札紙幣の顔となる日本資本主義の父・渋沢栄一の生涯を描いた作品だ。
主人公・渋沢栄一を演じる吉沢亮さんは、2016年に舞台「ライ王のテラス」で拝見した頃は個人的にはまだお名前を聞いたことがあるくらいで若手イケメン俳優のお一人というくらいの認識だったが、今や人気注目作品に続々と出演し目覚ましいご活躍ぶりである。ちなみに「ライ王のテラス」の主演は鈴木亮平さんで、期せずして大河ドラマ主演俳優を2人も輩出した演劇を観たのだと思うとこれって凄いことなのでは?と何だかちょっぴり誇らしいような気分になる。

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「青天を衝け」を観る中でとある場面が印象に残った。
それは11月21日放送の「栄一と千代」最愛の妻・千代との死別を描いたの回の”紀行”。大河ドラマを観たことがある人ならおわかりになると思うが、大河ドラマは毎回ドラマ本編と予告の後に紀行という主にその回に登場した人物や出来事にスポットを当てゆかりの地や品を紹介するコーナーがある。
この日の紀行では、栄一の妻千代さんを偲ぶ内容だった。

"(栄一と千代の娘)歌子が、母との思い出をつづった書には、千代が養育院に深い関心を抱いていたことが記されています”というナレーションを耳にし、はっとした。歴史的偉人や著名人でもなければ、生前のその人物の人となり、人柄、在り様は身近な人の手記などでしか窺い知ることができないものなのかもしれないとそのことが妙に頭に残った。

にわかに自分の場合はどうだろうと思いを巡らせる。友人も子どももいないわたしの人生は後世に残るだろうか?有名人になりたいとか、名声を得たいなどという考えは全くもってないが、自分の人生は人が知ったら興味深いと思うであろうエピソードに富んでいるという自負のようなものが大いにある。自分の豊かな人生を自分しか知らないまま終えるというのは勿体ないという気すらする。そのくらいに自分の人生に価値を見出している。

2021年の目標は自分の考えやその時の想いを綴る”noteの投稿を頑張る”だったのに、実現させることもなく今年を終えようとしている。このままではだめだ…!


大河ドラマを観て自分の伝記を書こうと思うなんて我ながらおかしろい奴だなぁ

さあ何を書こう?胸がぐるぐるする!

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