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先週のショートショート【23年02月07日~02月11日】

■2023年02月06日(月)
妻からのお題は「腕自慢」。悩む。想像力が羽ばたかない。昨日八幡神宮に行って、なにかをなでさすったことを思い出す。ああ。あれ使えるかもしれないと思い、書き始める。なんだか日記を書いているみたいだ。最後にとってつけたオチをつけて終わり。ダメだなこういうことでは。「正義の人」というタイトルでアップロード。

■2023年02月07日(火)
今日はお題なし。ショートショート部のリレー小説。Akiさんがマイクロノベルを書き、Yumikoさんが話を展開させて私がオチをつける。お題は節分にちなんで「鬼」。わりと書きやすい。ラストは自分好みの「でも結局なにもながったんだもんね」に持っていく。「鬼の世界」というタイトルをつけてアップロード。

■2023年02月08日(水)
妻からのお題は「団体」。昔から「団体職員」というのは不思議な語感の言葉だなあと思っていて、その思いだけで妄想の団体職員を書いた。あとから妻に「レンタルなんとかの人じゃないの」と言われ、あっと気づく。どこかにある話だと思ったよ。

■2023年02月09日(木)
妻からのお題は「注意書き」。二本書いた。ひとつは区役所の前に「熊出没」の看板が出ている話。もうひとつはテレビショッピングで一瞬だけ注意書きが表示される話。体中に注意書きを書いた男の話、というのも書きたいが、もう時間がない。妻からは「熊がトイレに鍵をかけるのがいい」という返事が返ってくる。タイトルにはちょっと悩む。「区役所地下」にしたがこれでよかったどうかいまでも自信がない。

■2023年02月10日(金)
妻からのお題は「有料道路」。週間の課題でもある。アイデア自体は昨夜からできていた。どう書くかの問題。タクシー運転手の視点で書くことにする。クルマの運転の経験はないので、それらしいことを書く。1時間ほどで書けた。Suicaの扱いについて妻から指摘があり、修正。「赤い道」というタイトルでアップロードする。自分としては好きなタイプの話である。

■まとめ
はっと気がついたら1000字を超えていたということが何度があった。私の標準は800字なのですこし長い。そういうときはいちおう削ろうと努力する。冗長ではないかと思うのだ。私は人物描写をせず話の骨格だけを書くので、1000字のときはたいていなにか余計なことを書いている。それでも削れないときはそういう話だったのだろうと思ってあきらめる。今週はリレー小説を試してみて、面白かった。話は続いているのだけど、やはり書き口は人によってぜんぜん違う。

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