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先週のショートショート【24年05月26日~05月31日】

■2023年05月26日(日)
Akiさんからのお題は「冷凍車」。どうひねればいいのか、ずっと迷って二時間ほどたつ。氷の民の話を書くが、面白くならない。どうにもならないので、「冷たい家」というタイトルでアップロードする。「冷たい家」というタイトルから発想してもうすこし別角度から書けばよかったのかもしれないが、それだけの気力がない。今日はちょっと時間を使いすぎ。

■2024年05月27日(月)
Akiさんからのお題は「未解決」。とりあえず刑事をふたり出す。事件を作り出さなければならない。ふつう、ちゃんと事件を考えてから書き出すものだと思うが、例によって行き当たりばったりである。最後に思わぬ構図ができて、自分で「おお」と驚いたりする。かなり暗めの話になった。最近、こんなに暗い話は書いたことがない。タイトルは「無人マンション」にする。
この一週間分のAkiさんからのお題は海外ドラマ「デスクター」絡みのものだったそう。なるほどね。

■2023年05月28日(火)
今日からChiekoさんのお題で「今は昔」。今は昔の意味くらい知っているが、あえて言葉のまま「今は昔である」という意味に捕らえて、そこから話を展開する。書いていてどうなることかと思ったが、ちゃんと不思議な方向に着地した。文字数も600字を切ったのでまずまず。「昔と出会う」というタイトルでアップロード。

■2023年05月29日(水)
Chiekoさんからのお題は「異文」。お題とはちょっと外れ、読めない文のことを書こうと思い、微妙に読めない手紙が届く話にする。最後はSFっぽい。タイトルは「読めない手紙」にする。途中で、「虎に翼」を二話分、観る。貴重な30分が削られた。よく間に合ったものである。

■2023年05月30日(木)
Chiekoさんからのお題は「診察券」。いくつか方向性を考えるが、ロボット路線に決める。診察ロボットが徘徊している街(たぶん近未来だろう)を書いた。タイトルは「オツカレデスカ」。ジャンル的には広告SFに属する。スマホを絡める手もあったが、たぶん既視感の強いものになった気がする。

■2023年05月31日(金)
Chiekoさんからのお題は「アカンベー」。あまりお題から離れた発想ができない。自分がアカンベーをする話と子どもがアカンベーをする話を書く。妻からは子どものほうがいいと返事がくる。「舌が止まらない」というタイトルをつける。もうひとつのほうも「店長の背中」というタイトルをつけて上げておく。二本書くのはひさしぶり。「アカンベー」で話が書けるとは思わなかった。

■まとめ
あいかわらず「いいね」はつかないが、ビューは回復基調。書ける日も書けない日もあるが、地道に続けるしかない。「今は昔」では「今」について変な解釈をしたが、変なことを考えられただけで満足。最近、そういうのから足が遠のいていた。文字数は安定。推敲時に極力いらない部分を削って600字以内に収まるようにしている。

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