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先週のショートショート【24年07月14日~07月19日】

■2023年07月14日(日)
妻からのお題は「樽」。樽は前にも書いたなあ。ずいぶん苦労して変なものを書いた覚えがある。今回は第三次世界大戦後の樽職人の話を書いた。タイトルを「職人の復活」にする。アップロード。

■2024年07月15日(月)
妻からのお題は「弁当箱」。頭が疲れて朦朧としている。ええい、ロボットものにしてしまおう。書き出してしまってから終わり方に困る。ええい、無理やり終わらせた。「番長の失敗」。番長ってもう死語ではあるまいか。

■2023年07月16日(火)
今日から自分で自分にお題を出すことにした。本日の自分お題は「バス」。最初は県境バス株式会社を設立する話。設定だけ書いてつまらないのであきらめる。二本目はバスジャックの話。最後まで書いたけどつまらない。三本目、バスの中にバスがある話。もうすこしアホっぽく書きたかったが、このあたりが限界か。「一風呂浴びる」というタイトルでアップロード。

■2023年07月17日(水)
自分で決めたお題は「血液」。散歩中に思いついた病院のような施設の話を書いてみる。言葉としては出していないけど、ドラキュラの運営している病院をイメージしている。タイトルは「血液泥棒」。タイトルがオチを割っている感じもあるが、ほかに思いつかず。

■2023年07月18日(木)
今日もお題は自分で考えた。「死相」である。妻からは「休め」と何度も言われている。これ以上、愚作を量産するなということらしい。量産しているつもりはないのだが……自分の好みで書いているから、自作に対する目はどうしても甘くなる。不出来なのだろうが、どこがダメなのかよくわからない。休んだところでそれが自覚できるようになるだろうか。死相については、人相見のおばあさんの話にしようと思っていた。書き始めると自動的に打鍵が進んでオチに至る。タイトルは「ちょいとお待ちなさい」にした。早めにアップロードする。

■2023年07月19日(金)
自分で考えたお題は「タオル」。タオル、いいお題ではないかと思っていたのだが、いざ考え出すとなにも浮かばない。へんなものを作ろうとしすぎるのだろうか。ごく短い意味不明なものができた。今日はこれをアップロードしよう。タイトルは「不良品の呟き」。

■まとめ
編集者である妻にはそろそろ毎日更新をやめろと何度も忠告されている。質が下がりすぎていると言われると同感さぜるをえないが、かといって、書かずになにをチャージすればいいのかがわからない。本は読んでいるが、小説ばかりというのがまずいのだろうか。いまのところ、書けるところまでは書いてみたいと思う。今週の作品の中では、「一風呂浴びる」という作品がもっともアホらしい。もともとアホな話を書きたいと思ったので原点回帰の作品なのだが、一所懸命書いてこの程度かとの思いもある。noteでの評価も低かった。構造のある話は「血液泥棒」と「ちょいとお待ちなさい」なのだが、これも「いいね」が少ない。書けなくてやけくそになって放り出した「不良品の呟き」の評価が意外に高い。なにをどう書けばいいのか、さっぱりわからない今日この頃である。

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