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444文字チャレンジ

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毎日444文字の文章をアウトプットするという試みです(米光一成さん提唱)。身近な話題からガジェット、読書まで自分事を書いてます。
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#筒井康隆

夢を記録する。

 最近、夢をよく見る。夢に執着しているので、すこしは記憶に残るようになった、のほうが正し…

深川岳志
4年前
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白石加代子の百物語「五郎八空港」を観た。

 ポーンと音がなり、妻からLINEメッセージが届いた。  白石加代子の百物語「五郎八空港」へ…

深川岳志
4年前
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「虚航船団」第3章の疾走感と崩壊感。

 第3章は、第1章と第2章の溜めを爆発させるような勢いで進行する。  具体的には、場面と時間…

深川岳志
4年前
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「虚航船団」の第2章を読み終えた。

「第二章の舞台はクォールという惑星であり、ここに棲んでいるのは流刑になったイタチばかりで…

深川岳志
4年前
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筒井康隆「虚航船団」を読んでいる。

 なぜか途中で挫折してしまった「虚航船団」を今頃になって読み直している。  作者は「第一…

深川岳志
4年前
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筒井康隆「夢の木坂分岐点」を読んだ。

 「パプリカ」(1993)「朝のガスパール」(1992)に続き、夢を主題にした長編を読んだ。「夢…

深川岳志
4年前
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筒井康隆「朝のガスパール」を読んだ。

 読み残していた「朝のガスパール」を読んだ。  書かれたのは1991年だった。まだインターネットが普及する以前、パソコン通信の時代である。ASAHIネットに電子会議「電脳筒井線」が開設され、ネットへの書き込みと投書を引用しながら朝日新聞紙上で書き継がれた物語である。  パーティ部分が不評で、登場人物の大部分を超音速ロケットジェットの事故で殺してしまうなど、過激な展開をみせる。物語の合間に挿入される読者罵倒も凄かった。  「まぼろし遊撃隊」という物語内のゲーム小説があり、それを

筒井康隆の「パプリカ」を読んだ。

 筒井康隆に夢を扱った作品は多く、たいていが傑作である。  「パプリカ」は第1部と第2部に…

深川岳志
4年前
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はじめて入ったファンクラブ。

 私がはじめて入ったファンクラブは筒井康隆ファンクラブである。高校2年か3年の時である。当…

深川岳志
4年前
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筒井作品から一冊を選ぶのに悶絶「エロチック街道」

 「名刺がわりの小説10選」の続き。  いまでも好きな作家であり続けている筒井康隆の作品を…

深川岳志
4年前
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