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自分の足で歩こう

便利の代償

技術が発達した現代社会、特に都心では、自分の足で歩く、そんな当たり前のことが、意外と難しい。意識しないと、ほとんど自分の足で歩くことなく生活できてしまう。

例えば駅の階段。大半の人はエスカレーターに流れる。明確に「階段を使う」という意識がなければ、エスカレーターに向かう人の流れに簡単に流されてしまう。

職場についても、エレベーター。高層ビルなどでは階段の場所さえ把握していないこともある。ボタンを押すだけで、自分の足を使うという実感なく、簡単に移動できてしまう。

便利な社会は、人間本来の力を奪っていく。移動がほぼ自動化されたことで、筋力を使う機会は奪われた。スマホ依存により猫背になり、身体の左右のバランスも奪われた。便利のしわ寄せは、全て人間の体に跳ね返ってきている気がしてならない。

一駅歩くために

今年の目標の一つに「帰りに一駅歩く」ことを掲げている。文化系の人間にとっては、日常生活以外で身体を動かす機会をつくるのは、土台無理な話。ならば、普段の生活の中で「いかに身体を使う必然を作れるか」が継続の決め手になるのではと考えたからだ。

一カ月経ち、よほど用事があって急いでいたり、疲れていたり、体調が悪かったりしない限り、自然と一駅歩けるようになった。

もちろん「だるいな」「面倒くさいな」と思うこともある。そんな時に効くのが駅にある「ジュースバー」だ。美味しいジュースを飲みたいがために、一駅歩くスタートラインに立てたりする。

最終的な目標は健康であり、そのために減量を掲げているが、まずは歩く=身体を動かすことを習慣化することが大事なので、フルーツジュースは健康にプラス、と前向きに考えている。

ランウェイを歩くように

歩くとき、もう一つ意識したいのが、歩きに集中することだ。これがまだなかなかできていない。つい歩きスマホをしてしまう。

歩くことに集中し、筋肉の使われ方、身体のバランスなどに意識を払い、身体と対話した方がいいのではないかと最近思い始めた。

正しい歩き方については、少し調べてから実践した方がよさそうだ。

【参考】
◆豆知識:歩くために気をつけたいこと・・・歩行姿勢の矯正を心がける
http://www.sumahokou.com/mame-04.html

◆正しい歩き方ができない原因と正しく歩くための3つのポイント
https://andsteady.com/primarystep/2017/11/9189.html

ちなみに、私が帰りに歩くコースはほぼ一本道。

ならば、いっそモデルがランウェイを歩くような気持ちで、かっこよく歩いてみよう。

というわけで、2月の目標は「一駅ランウェイ」。

かっこよく、自分の足で歩き続けるために。


*この記事はバナー画像に使わせていただいたダニエルさんのイラストを見て、自分の書きたいことが引き出されて書けたものです。ダニエルさん、ありがとう!

*ダニエルさんの元記事はこちら↓


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