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スーパー銭湯もいいけど、460円銭湯もいいね。

あなたはスーパー銭湯派?460円銭湯派?

昨日は私が午前中だけ仕事で、一日休みのだんなと午後に待ち合わせて、出かけることにしていた。私は行きたい場所として「スーパー銭湯」を提案していた。個人的には460円銭湯より、少し高くてもスーパー銭湯派の私。よく行くのは池袋にあるタイムズ スパ・レスタで、今回もここがいいかな、なんて思っていた。

すると、だんなが急に「行ったことがないとこ行ってみない?自分が連れていくから、つくまで行先は内緒」と嬉しそうに言ってきた。私は「ミステリーツアーだね。楽しみにしとく」と答えた。

ミステリーツアー、はじまる。

土曜日、午前半日の仕事が終わり、職場の近くの駅でだんなと落ち合う。駅のホームにいても、どちら側の電車に乗るかわからない。とにかくだんなについて、電車に乗り、乗り換えて、最後は山手線に乗っていた。行き先がわからず、どこで降りるかわからない状態で電車に乗っているのは、とにかく落ち着かない。そして、降りたのは鶯谷駅。少し歩くと、ようやく目的地に到着した。

「ひだまりの泉萩の湯」

到着したのが460円銭湯だったことに少しだけ不満を覚えた。

それでもだんなが調べて連れてきてくれたのだ。郷に入っては郷に従え、とにかくここを楽しむことにした。

入浴料460円
レンタルタオルセット70円

(バスタオル・フェイスタオル・ナイロンタオル)
※ボディソープ・リンスインシャンプー・ドライヤー無料

券売機で券を買い、カウンターに券を渡す。タオルを渡され、いざ銭湯へ。

とその前に、まずは腹ごしらえ。食事処で、一番人気のハンバーグ定食とだし巻き卵(マヨネーズは調味料が自由に使えたのでプラスした)をいただく。

そこからは1時間半、思い思いに過ごした。普段、家ではシャワーで済ませてしまうのもあり、広い湯船で身体を伸ばして湯に浸かるのは本当に気持ちがいい。私は一通りお湯を巡り、湯温がちょうどよく、また身体が泡にまとわれる感覚が心地よかった炭酸泉を選んで、しばらく湯に浸かった。

炭酸泉って?

◆炭酸泉風呂37°C
炭酸ガスがたくさん溶けたお湯のことで、体中が炭酸の気泡で包まれることから別名『ラムネ湯』などと言われる、国内では数少ない泉質の1つです。 皮膚から体内に吸収された炭酸ガスには血管を拡張させる作用があり、一般浴よりも高い血流促進効果が期待できます。また酸化ヘモグロビンからの酸素の解離を促進し、酸素を組織に供給しやすくなるボア効果が報告されています。(ひだまりの泉萩の湯HPより)

のぼせそうになり湯を出ると、さっさと髪を乾かし、マッサージチェア200円15分コースを堪能した。

その後、瓶のコーヒー牛乳を買い、飲みながらだんなを待つ。寝そべることができる休憩スペースやマッサージ・アカすりなどのサービスはないが、食事処で休憩でき、かなりスーパー銭湯に近い使い方ができた。

「#銭湯図解」との出会い

ちなみに、炭酸泉のスペースの壁一面に都内の銭湯の間取り図?をイラストで紹介しているものがずらりと並んでいた。調べてみたら「#銭湯図解」というタグでTwitterで話題になったものらしく、WEBサイトもあった。塩谷歩波(えんや・ほなみ)さんという高円寺の銭湯・小杉湯の番頭兼イラストレーターの方が描かれているものらしい。

書籍化もされていて、こんなイベントもあるらしく、めちゃ気になる。(詳しくは銭湯図解のWEBサイトでチェック!)

【2/21(木)19:00~22:00 @小杉湯】
サイン入り書籍付き!銭湯図解出版記念イベント 『銭湯図解ナイト』
【3/1(金) 19:00〜21:30 @kyobashi TORSO】
銭湯図解〜わたしが銭湯を好きになったきっかけ〜

460円銭湯の世界、奥深い。イベントに行くかどうかは置いといて、この銭湯図解は買おう、そして銭湯巡りしよう、そう思えたのはだんなのおかげだ。ミステリーツアー、ありがとう。

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