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FUKASAWA屋
2018年8月24日 23:19
真夜中に目が覚めた。 「ひとり」だということが、こんなにも心許なくて、不安でさみしいことだなんて知らなかった。 もう立派な大人で、小さな子どもがいてもおかしくないぐらい年を重ねているのに……私は今、迷子になった子どもみたいに不安で押しつぶされそうになっていた。 「洋二さん」 「ああ、美幸ちゃん」 「ちゃんはないでしょう、私明日で25だよ」 「しょうがな