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「たとえ家事をしていても、一人でできる時間ならいいの!」[R]

ママはいつもどこか不機嫌だと感じることありませんか。
ママは不機嫌になってしまっている自分に気づいていないことが多いそうです。
ママが不機嫌な自分に気づいていたとしても、どうして不機嫌になってしまうかは分からないようです。

ママはいつもどこか不機嫌だと感じているパパ
家事育児しているのに、ママにはあまり認めてもらえないと感じているパパ
ワンオペを経験したことのないパパ
どうして自分が不機嫌になってしまうのか気づいていないママ
ぜひ、ご一読いただければと思います。

妻の負担を減らすために、私が家事を

パパが育休を取って、ママと一緒に育児をしたり、パパがすべての家事をこなしたりすることで、ママの負担を減らすことができます。

確かに、その通りです。

厚生労働省のイクメンプロジェクトには、「パートナーである女性側に偏りがちな育児や家事の負担を夫婦で分かち合うことで、女性の出産意欲や継続就業の促進にもつながります。」と書かれています。

私が育休に入るとき、「奥さんの代わりに家事を全部やってあげてね」と声を掛けてくださる方々もいました。

育休を前に、私は、妻が産まれてくる赤ちゃんの育児にできる限り専念できるようにと考えるようになりました。

そして、育休が始まり、妻の負担を減らすためにと、私は、長男に関わる育児とできる限りすべての家事をこなそうとしました。

私の思惑通りに事が運べば、妻の負担は減り、妻が次男と楽しい時間を過ごせるはずでした。

でも、次男を出産後、妻はいつもどこか不機嫌な様子でした。

明るく、にこにこしている妻をあまり見ることはなくなりました。

もちろん、妻は、夜中の授乳で寝不足ですし、家事をこなしきれない私のフォローでも疲れてもいます。

妻の負担を減らそうとの思いで、育休を取った私は、家事育児に対する自分の力不足を感じざるを得ませんでした。

妻の機嫌

出産から2カ月ほどが経ち、妻が担当できる家事育児が増えていきました。

長男の保育園への送り迎えもするようになりました。

朝、妻が保育園に長男を送っていくと、ちょっと帰りが遅くなる時がありました。

帰ってきた妻の手にはローソンで買ったカフェインレスのカフェラテ

さらに数カ月が経ち、次男の首も座ってきました。

長男と次男のどちらのお風呂も私が担当する日が何日かありました。

そんな日に一人でお風呂に入ることになる妻は、いつもより長風呂をしました。

そして、お風呂出てきた妻から聞こえてくる鼻歌。

ある土曜日のちょっと時間の空いた午後。

せっかくですから、次男の昼寝も兼ねて、家族みんなで散歩にでも行きたいところです。

妻も誘いましたが、長男、次男、そして私の三人でお散歩することにしました。

私は、次男を抱っこひもで抱っこしながら、長男と手をつなぎ、近くの公園まで。

この前日、前々日にも、次男と私で散歩に来ている公園です。

平日は、保育園に行っている長男。

平日にはできない、3人でのお散歩も楽しいひと時でした。

1時間半ほどの散歩を終え、家に戻る私たち3人。

家に戻ると、サラウンド効果のあるヘッドホンをつけ、撮りためたテレビドラマを観ながら家事をこなす妻。

私が育休に入ってから見たことないと思えるほど、ニコニコの笑顔です。

たとえ家事をしていても

私は妻に話しかけます。

「気分よさそうだね。」

そして、妻からの一言。

「ひとり時間満喫できたわ。ありがとう。」

私たち三人が出かけていた間に、妻は、自分の気分に合った紅茶をポットで淹れて、ちょっと高価なリンツの板チョコをつまみながら、夕ごはんの下ごしらえ、離乳食ストック作り、普段できない細かな掃除などの家事をこなしていたそうです。

さらに妻が言います。

「たとえ家事をしていても、一人でできる時間ならいいの!」

私は勘違いしていたのです。

私ができる限り家事を担うことで、妻が次男のことに時間を割けるようになれば、妻の負担が少なくなるのだと。

妻の思いは違っていました。

家事をしている時間であっても、自分だけでその時間を過ごせるのならば、妻にとっては、負担感の少ない時間になるのです。

そこに、紅茶やお菓子を用意して好きな映画でも流していれば、たとえ家事をしながらでも贅沢な時間の過ごし方になるのです。

育児では子どもから目を離すことができません。

乳児期には、いつも細心の注意を払いながら、家事をこなすことになります。

幼児期には、子どもからの見て見ての連続に応えながら、家事をこなさないといけなくなります。

妻は、そのような状況の中で家事をこなさなければならないことにストレスを感じ、いつもどこか不機嫌になってしまっていたのです。

私が長男と次男を連れ出すことで、妻は一人だけで何かをする時間を得ることができ、一時的にストレスが解消されたのです。

いつもどこか不機嫌な様子のママを見ている世の中のパパたちへ

ママは、「たとえ家事をしていても、一人でできる時間ならいいの」です。

今度は、妻に一人でカフェにでも行ってきてもらおう。

いつも読んでくださってありがとうございます。 もしよかったら、もう少し私のnoteにお付き合いくださいませ💘 【全記事一覧】 https://note.com/fujiwaratakahiro/n/nd102e99cfc35