見出し画像

買ったばかりの歯磨きジェルを買い増す妻、口を滑らす私【6カ月目から7カ月目まで】(マミーブレイン編)[R]

2022年10月スタートの産後パパ育休。
子の出生後8週間以内に4週間まで取得可能。
産後パパ育休後のホントの育休、6カ月のあたりでどうですか?
パートナーの方のご様子、いかがですか?
育休取って近くにいるだけでも、見えてくることや支えになれることがあるかもしれません。
(1)出産から10日目まで
(2)11日目から1カ月目まで
(3)1カ月目から3カ月目まで(前編)(後編
(4)3カ月目から5カ月目まで(前編)(後編
(5)5カ月目から6カ月目まで
(6)6カ月目から7カ月目まで(離乳食編
          (マミーブレイン編)【<--この記事】
(7)7カ月目から8カ月目まで

歯磨きジェル事件

離乳食を始めてから数日後、妻は久しぶりに歯医者で検診を受けました。

そして、かかりつけの歯医者で検診を受けたついでに、妻は長男の歯みがきジェルを買ってきました。

妻の買ってきた歯みがきジェルを見て、私は、口を滑らせました。

「え?歯みがきジェル買ってきたの?」と。

その3日前、私がアマゾンで購入した直後だったからです。

妻は、私が購入したことを「知らなかった」と言いました。

私には、アマゾンから届いた歯みがきジェルの収納場所を妻と相談して決めた記憶がはっきりとあります。

収納場所を決めたときの様子を伝えても、妻は「覚えていない」といい、泣き始めました。

確かに「ありがとう」というべきでした。

歯みがきジェルに賞味期限はありません。

ストックがひとつ増えたところで問題ないのです。

原因はマミーブレイン!?

その夜、妻がラインで、ある情報を共有してきました。

マミーブレインについてです。

妻は、マミーブレインの情報を得て、自分の行動の仕方に納得した様子でした。

私も初めて聞いた言葉だったので、少し調べてみました。

マミーブレインの定義がされている文献は見つかりませんでした。

ある文献には

「アメリカでは、出産を経験した女性の脳を「マミーブレイン」と呼び、頭の働きが鈍くなるという認識が20世紀以降から強まり、実際に妊婦の脳は一時最大で7%萎縮することが報告されている(ロンドン医科大学院・K. Ellisonによる報告)」

中川 秀紀(2015):Fundamental Study of Functional Changes to Female Brain Induced by Pregnancy and Childbirth, 公益財団法人中山人間科学振興財団活動報告書 2015

と記載されていました。

マミーブレインは科学的根拠が乏しいという指摘もあるようです。

しかし、妻を間近で見ていると、出産前には見られなかったと思われる行動をしていると感じることも事実です。

スーパーでの買い物でも

歯みがきジェルの件以外にも、あります。

スーパーでの買い物です。

何を買おうとしていたのかを忘れてしまうことが度々あるそうです。

私は、妻とのラインのトーク画面を、買い物リストのメモ代わりに使っています。

いつの間にか、妻も、この習慣を取り入れて買い物するようになりました。

ですので、実際に、何も買わずに帰ってくるとか、冷蔵庫に同じものがたくさん貯まっていくことはありません。

たまに、牛乳の本数が多いかもと思う程度のことはあります。

でも、妻はスーパーに行ったときにラインを見ないと、何を買うのかを思い出せなくなっていると言っています。

マミーブレインと呼ばれる現象が科学的根拠をもって説明される、されないに関わらず、産後に産前とは違う行動をしてしまう自分を感じている女性がいることは事実のようです。

自分に違和感を感じていた妻

「妊娠や出産で、身体が自分ではコントロールできなくなる。」

「自分がしっかりしないと生きられない赤ちゃんを前にして、やらなくてはいけないこと、気にしないといけないことが多すぎて、それまで普通にやっていたこと、やれていたことが、頭から押し出される。」

「完全なキャパオーバー」

「二人目の方がひどい。長男の時は、自分と長男に集中してた。二人目だと、家族の生活プラス赤ちゃんになった。」

「長男の保育園、習い事など、成長に伴うやらねばならないことが増えていく。プラス次男の育児で、頭の中がパニックのまま進んでる感が半端ない。」

これらが、妻の表現する自分自身の状態です。

産後6カ月を過ぎ、離乳食を始ました。

それまでにはなかった育児のスタートです。

授乳による睡眠不足とは違う、大変さがあります。

今後は、2回食、3回食と、離乳食も変化してきます。

産後の慌ただしい生活の中で、家事育児をこなしながら、どこか自分に違和感を感じていた妻。

もし私が一緒になければ、その違和感も含め、育児について一人で悩んでしまうことになっていたのかもしれません。

いつも読んでくださってありがとうございます。 もしよかったら、もう少し私のnoteにお付き合いくださいませ💘 【全記事一覧】 https://note.com/fujiwaratakahiro/n/nd102e99cfc35