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出版社からのメールをもらい、思い込みでnoteを始めた話

いつか本を出したい

私の知り合いに、育休を取った男性はいません。

私の職場でも、今のところ私だけです。

男女とも育休を取得するのが当然となってきた企業もあるようです。

そのような企業でも、男性の育休期間は1カ月ぐらいが多いそうです。

男性で8カ月の育休。

私にとって育休は普通のことでしたが、一般的にはかなりレアです。

そんなレアな経験を通して感じたことを紙の本にしたいと考えるようになりました。

あるエッセイとの出会い

育休前、出勤時刻の早かった私は、毎日、早起きしないといけない生活でした。

そして、育休に入っても、起きる時刻を変えることなく、長男がまだ寝ている横でノートPCを開いて、育休中の経験を書き留めていました。

本も少しずつ読んでいました。

次男のお昼寝の時間に抱っこひもで寝かしつけながら、または長男の夜の寝かしつけ後に読書灯を照らしながら。

次男の誕生を機に買った育児書、買いためておいた新書、仕事で使えそうな内容の本、私の専門分野の本、普段はあまり手に取らないエッセイなどです。

読んだ本の中で、かなり強い感銘を受けたのは、池田麻里奈さんと紀行さんの書かれたこのエッセイでした。

強い感銘を受けた私は、自分の本も池田さんのような本にしたいと思い込みました。

でも、私はKADOKAWAさんにツテがありません。

そこで、失礼ながらも、直接、池田さんにメールし、編集者の方とのコンタクトをお願いしたのです。

池田さんは、どこの誰とも分からない私に対し、丁寧に返答をしてくださいました。

結果、編集者の方と直接コンタクトを取ることはできませんでした。

そして、KADOKAWA カスタマーサポートから問い合わせることになりました。

KADOKAWAさんからの返信

カスタマーサポートに問い合わせた数日後、丁寧な言葉の並んだ厳しい内容のメールが返信されてきました。

KADOKAWA カスタマーサポートです。
この度は『産めないけれど育てたい。 不妊からの特別養子縁組へ』をご購入いただき、誠にありがとうございます。また、返信までにお時間をいただき、申し訳ございません。お問い合わせの件につきまして、ご要望に沿うことができない可能性が非常に高い状況でございますが、企画主旨とプロフィール(SNSのフォロワー数など)を、下記宛先までお送りいただければ、担当部署にて確認させていただきます。
なお、お送りいただいた郵送物につきましてはご返送することができません旨、あらかじめご了承ください。
今後とも弊社製品をご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

このメールを客観的に見れば、出版できる可能性0%。

でも、思い込みで突き進んでいた私が思ったこと。

「SNSやれば、本の出版ができるかも!!」

で、noteを始めることにした

私は、どのSNSを始めれば、出版にこぎつけるだろうかと真剣に考え始めました。

既存のSNSでは、文字数に制限があり、原稿をあげることはできません。

原稿をあげるような形式にするなら、ブログ系がいいだろうと。

そして、いくつかのブログ系プラットフォームの中から、noteを選択しました。

noteならコマーシャル的な要素に左右されることなく、コンテンツそのものを評価してもらえるかもと思ったからです。


数日後、私は妻に「note始めようと思うよ」と伝えました。


もしよろしければ、「私が「note始める」と伝えたら、妻が泣きながら激怒した話」もどうぞ。


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