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育休宣言したら、職場の同僚たちからどんな反応があったか

次男の誕生に合わせ、8カ月の育休を予定していた私。
職場では、4月の人事異動で、数カ月後に予定されている私の育休が発表されました。
職場で初めてとなる男性育休です。
男性育休「ワタシノコト」シリーズでは、私に関する細かなことをお伝えしております。

「勇気があるね」「思い切ったね」

私の職場では、年度初めに大きな人事異動があります。

予め想定していなかった事態が起こらない限り、年度途中の人事異動はありません。

したがって、想定されていた私の育休については、年度初めの人事の発表で公表されました。

人事発表の際、上司(私の職場で一番上の役職)から、私が年度途中に育休を取得する予定であると発表、私の育休宣言がなされました。

その直後、私の育休宣言について、何人もの方からお声がけをいただきました。

その多くは、「勇気があるね」「思い切ったね」といった内容のものでした。

私の育休宣言に対して、多くの方に反響のあったことに嬉しさを感じながら、やや違和感も覚えました。

なぜなら、私自身は、勇気をもって育休取得を判断したり、思い切って判断したりしたわけではないからです。

私にとって、次男の誕生に合わせた育休は、自然な流れの中での選択でした。

勇気をもったり、思い切ったりしなくても、男性が育休を取得できる。

そんな社会に早く近づいてほしいと感じました。

「収入のことは心配じゃないの?」

また、「収入のことは心配じゃないの?」と声を掛けてくださった方もいます。

そう言われて初めて、育児休業給付金をいただくだけでは、生活費が足らなくなるかもと思い、簡単に試算してみました。

幸いなことに、年齢を重ねてきた私たち夫婦には、育児休業給付金の限度額の給付がなされることが分かりました。

さらに少しばかり貯めておいた資金も合わせれば、給与が支給されない期間を、何とか凌ぐことができるだろうとの結論に至りました。

同時に、もし、私たち夫婦がもっと若かったら、夫婦そろってのダブル育休を取得するとの判断はできなかったかもしれないとも感じました。

「自分にも子どもができたら、必ず育休取ります」

数カ月後にお子さんの誕生を控えていた男性は、「自分も育休取ってもいいかもと思いました」と。

また、発表の前の月に結婚したばかりの男性は「自分にも子どもができたら、必ず育休取ります」と言ってくださいました。

さらに、そろそろ子どもをもちたいと考えている男性は「給付金がどれくらいもらえるかで、育休考えてみようかと思います」と。

これらことは、本当に嬉しく感じました。

なぜなら、私が育休を取得しようとした理由のひとつに、男性の育休取得の広まりに少しでも貢献したいという思いもあったからです。

そして、実際に、私の同僚男性に影響を与えられたことがとても嬉しかったのです。

いずれ日本でも男性の育休取得が広まることでしょう。

息子たちが大人になり、子どもを持つような人生を送ったら、その時には、男性も当然のように育休を取得する社会になっていると思います。

将来、息子たちから「パパ、僕たちが小さいころ、育休取ったの?」と聞かれたら、「もちろん取ったよ」って答える状況を、勝手に思い描いています。

いつも読んでくださってありがとうございます。 もしよかったら、もう少し私のnoteにお付き合いくださいませ💘 【全記事一覧】 https://note.com/fujiwaratakahiro/n/nd102e99cfc35