ビジネス用語はマジで知らないと詰むかもしれない話
ビジネス用語、使ってますか?
皆さんは「ビジネス用語」というとどんなものを思い浮かべるだろうか。
学生時代は一切見かけない言葉だが、これが社会に出た途端に周りの人たちが使い出すのである。
初めて会った若々しい青年が、突然
「いまいまは…」
とか
「じゃあよしなに…」
とか使い出すのである。
この減少について私は
「だっせぇ…」
と思ってしまっているフシがあった。
なーにかぶれちゃってんだか。
年端も行かぬ社会人が知ったように使いやがってと。
ただ、これから社会人になる若者に伝えたい。
これはマジで覚えておかないと詰むことになるということを。
新人潰しの「議事録」
社会人なりたての新人はまず仕事を覚えるところから始まる。
基礎知識をつける、社会人としてのマナーを覚えることももちろん大事だが、正直最終的には「実践形式」となる。
まぁ要するに「習うより慣れろ」である。
そこで中堅~ベテランにくっついて色々と仕事をこなしていくわけだが、ミーティングなどに参加するとふと言われるのである。
「あ、せっかくだから議事録とっといて」
新人が嫌いな言葉ランキングTOP3に入る依頼である。
※ちなみにあとの2つは「電話応対」と「飲み会」
さぁそのミーティングで例えばこんな感じの会話があるわけです。
先輩「先日お話いただいたオンプレ機器の件ですが、SaaSにする方向で合意取れましたでしょうか?」
先方「あ、口頭だけど内示もらえたよ~」
先輩「あ、よかったです!」
先方「やはりアセットレスが響いたみたいでね、良かったよ」
先輩「まぁそこですよね、今後DRなども組めるようになるので、いまいまは良いですが、こういう物こそえいやでやったほうがいいこともありますし。御社のロードマップとしてもかなりいいと思いますよ。」
先輩「あ、五月雨ですみません…先日リスケとなったお打合せですがASAPでご案内しますので!」
新人「ハァ?(ち◯かわ風)」
さて、どうだっただろうか。
なんか適当にでっちあげたので変なところもあるかもしれない。
ただまぁ大体こんな感じである。
まぁ新人の皆さん落ち着いてください。
どうかその持っている武器を下ろしてください。怖いから。
業界によってまちまちなのでアレですが、一般的なビジネスで出てくる用語を抽出すると以下かなぁと思う。(あとは気にしなくて良い)
内示
いまいま
えいや
ロードマップ
五月雨
リスケ
ASAP
自信を持って言えるのが、新人の頃の私であればもう泣いている。
多分一言にダイイングメッセージのように「ASAP」だけ書いてあるだろう。
昨今は研修などで議事録の取り方、なんてものをやる。
確かにすごく勉強にはなるのだが、残念ながら普通のMTG(ミーティング)はもうこんなもんである。
昔おそ松さんというアニメでチョロ松がス◯バでカッコつけて言っていたビジネス用語が割とマジで頻繁に出てくる。
更に例のように業界で使う専門用語なども出てくる。
もう…どうしましょうね、終わってますね。
そして先輩から帰り際に多分言われるのである。
「いやーおつかれ、あ、議事録とれた?わかんないことあったら言ってね」
「分かったものが少ないです」とも言えず、御意とその場は伝え。
あとでボロボロの議事録にしこたま指摘が入るのは言うまでもない。
我々はどう生きるか(ビジネス用語と)
というわけで、残念ながら世の中にはビジネス用語が溢れかえっている。
こいつの最も厄介な点は、
「先輩達はわからない言葉だと思っていない」
ことにある。
もう新人の頃のかわいい記憶なんて消失しているので、マジで「何がわからない言葉なのかわからない」状態になっている。
コレは怒っているのではなく、慣れちゃてるのである。
というわけで、新人に残された道は1つ。
「すべてをそのまま書き、すべて聞く」
これしかない。
聞こえる音を全部メモするしかない。
ボイスレコーダーはちょっと失礼になるので、単語だけでもいいから書いておく。
そして後からググり、それでも分からなければ「聞いても…いいでしょうか…」と聞いてみましょう。
大丈夫、先輩はきっと優しく教えてくれるはずです。
教えてくれなかったら?
そんな人は社会人にいません!(盲目)
あぁ懐かしき新人時代。
本当に議事録が下手だったなぁ…
というか、参加してないから知らない情報とかも出てくるから、どうせ我々だけでは完成しない話だったりもあるので、聞いて良いんです。
そうして社会人になっていき、新人と相まみえたときに聞かれるのです。
「あの…ASAPってなんですか…」
その時に感じてください。
あ、私もだっせぇのに染まっちゃったなと。
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