見出し画像

買い物の仕方も!お金の払い方も!変化の波を受けて思うこと

はじめに

こんにちは、かえるです。
卯月を迎えてから寒さも緩み、大阪でも桜が一気に開花して、すっかり春めいてきましたね。
桜の花への湧き上がる感情といいますか、毎年のことながら妙にソワソワしてしまうのはなぜなんでしょう。

春は片付けの季節?

さて、何年か前に「春は、片付けに向いている!」というような内容の記事を読んでから、毎年この時期に仕事用の資料をちょこちょこ片付けるようにしています。今年はたまたま、すっかり存在を忘れていた箱を発見したので、それも開封。中から出てきたのは、アイデアや発想の参考にするため、あちこち歩き回って集めた大量の各種印刷物でした。

内容からして10年近く経過しているパンフレット、カタログ、フライヤーの数々。2015年頃のものが中心です。今となっては、当時の「今」がぎっしり詰まっている歴史的資料ですね。ご承知の通り、コロナ禍を経て様々な「常識」が変わったわけですが、およそ10年前となるとさらに隔世の感がありました。今とは違う空気感をまとっていると感じる理由のひとつは、紙面の情報密度でした。良く言えば「充実した情報量」、悪く言えば「ぎっしり詰め込み過ぎ」なツールも多く見られました。

もはや懐かしい?情報ぎっしりな紙面

最近、ツールを作る側の視点でも、消費者としての視点でも、無意識レベルでこう考えてます。「紙のツール単独で完結しないのが普通」。販促のためのチラシなり何なり、手にした時限定のチャンスに賭けるような発想は過去の話でしょう。かつてほど、「チラシを見て即購入!」という傾向は多くないですよね。購入までに至る導線も複雑化というか複線化というべきか、シンプルな一本線ではなくなっています。

とにかく何かでつながりをキープしたい、ということで直接手に取る紙のツールには、あえて最小限のコンテンツにしぼって「きっかけ」づくりを主な目的にしていることが多いです。一気に「買って!」とは言わない。じっくり「好き」になってもらうことが大事なので、無理やりそこで全てを詰め込まず、「つなぎ止め」ステップとして各種SNSやECサイト等、複数のQRコードを並べる、という構成が「普通」になってきました。もう、あの「どう詰め込もうか」という会話は完全に過去のものです。

そこからの変化がすごかった!

ちなみに、ぼんやりした記憶だったので2015年のネタを調べてみました。
手っ取り早く2015年の新語・流行語大賞を確認すると、「爆買い」でした。「あ、これね」って思い出すと同時に、「え?もうそんなに前の話だったっけ?」とも感じました。2015年と言えば、東京や大阪等の一部エリアに海外からの旅行者が一気に増えた世相をそのまま反映しています。「爆買い」の背景には、当時はまだモノを買うほうが主体だったことがあります。今はどちらかと言えば、体験型を好む傾向にシフトしてきている、というのも大きな変化です。

ついでにちょっと広げて考えると、買い物の仕方にもジワジワ変化の波が押し寄せたなと感じます。リアル店舗でモノを買うシーンだけ見ても、当時は無くて(ほぼ普及してなくて)、今は当たり前になっているものがありますよね。もはや幅広い世代に普及しているスマホでのQRコード決済や、セルフレジがその代表。甲子園で飲むビールが現金払いだけだった時代は過去の話。もちろん、「非接触」というワードが市民権を得て、クレジットカードでも差し込みタイプでなくタッチ方式が増えたり、バリエーションも様々ですね。

「紙」だけにとどまらないコミュニケーション

個人的にも「デジタル化」という言葉を口にしない日はないぐらいですが、紙の販促ツールは、価値を失ってません。むしろ新しい機能をオンして役割を広げている気さえしています。最近の例は、店頭のレジ横に置かれていたポストカードのデザインが気になって手に取り、スマホでQRコードを読み込んでSNSアカウントをチェックし、気に入ったのでフォローし、そこからのリンクから訪問したECサイトで買い物しました。これはほんの一例にすぎませんが、こういうコミュニケーション手段はどんどん広がっていってます。

そう考えると実は、小回りの利く販促ツールとして、DMの魅力は健在です。この場でも、これまで何度もご紹介しているように、私たちが展開するDMステーションでは、手軽にご利用いただける価格も魅力ですが、それだけではここまでのことは言いません。紙のDMからデジタルに誘導する仕掛けも、各種オプションとしてご用意していますので、メリットが多いわけです。通常のDMに機能を追加できるサービスということで、くじ付きDMオプションや、DMあしあと追跡オプションがその代表です。リンクからご覧いただくと、詳しい説明を掲載していますので、興味がおありの方は是非ご覧ください。

おわりに

買い物の仕方も、お金の払い方も大きく変化したのを受けて、「これまでとちょっと違う販促アプローチが必要かな」と感じていた方は、あらためて進化したDMに注目してみてはいかがでしょうか。きっと、何かのきっかけになるはずです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?