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無限に生み出されるデザインで「デジタル印刷」を有効活用!

「自分だけのもの」「世界に1つだけ」「他には無いオリジナル」、そんな言葉に心躍らされることってありませんか?最近はそんな【感動体験】ってどう生み出せるかなぁと、日々悶々と考えているえとやんです(笑)。

私たちが扱っている「デジタル印刷」は、そんな事を実現しやすい、大きな可能性を持つ技術だと思っています。ただ、実際にどのようにすれば活かせるのか?それはハードだけでなく、ソフトも必要であることを忘れてはいけません。今回はヒントになるようなことを、いくつか書かせていただきます。


HPが提供するSmartStream Designerの「HP Mosaic」「HP Collage」

可変デザインを大量に生成するためには、ソフトを駆使してランダムに出力できる機能があると現実的です。それを現実にしたのが「HP Mosaic」「HP Collage」と呼ばれるものです。

どちらも、基本となるデザインデータが必要になりますが、まず「HP Mosaic」はその元となるデザイン(絵柄)から、拡大・縮小、回転、色の置換などを無数に繰り返し、あらゆるデザインパターンを生成できます。
また「HP Collage」は、背景の上に、いくつかのシードと呼ばれるパーツデザイン(例:海辺であれば貝殻、浮き輪、ヨット、パラソル、人など)をランダムに配置して、無数にデザインパターンを生成できます。これはまさにテクノロジーがあってこそ実現できる技。

これらの使い方ですが、1つ1つのデザインを展示・陳列として並べられると、見た人にとっては強烈な印象を与え効果を発揮できます。


テキスタイルデザインを自由に描ける「Amaziograph」

上記の「HP Mosaic」を使うには基本となるデザインデータが必要であると書きましたが、例えばテキスタイルのようなパターンイラストであれば「Amaziograph」というiPadアプリでもオリジナルのものが簡単に、そしてたくさん作れます。

PCでなくタブレットで簡単に描けるシンプルツールであることも意外と便利!繰り返しの要素を決める「ベースパターン」を選び、ブラシを使い、色を選んで描いていきます。描いたものが最初に選んだベースパターンにてパターン化されるので、サクサク作れます。

最終的に印刷データとして使う場合は、JPEGやPNGで出力したものをIllustrator等でトレースすれば使えるようになります。


本家Adobeが提供する「Generative Recolor(ベータ版)」

デザインツールと言えば、Adobeの存在は無視できません。以前からGenerative AI搭載の話はありましたが、Adobe Fireflyを搭載した「Generative Recolor(ベータ版)」が提供されています。これにより、元のアートワークから素早く最適な配色が選べたり、スタイルやイメージ、季節を伝えるだけで自動的に配色できたりと、バリエーション展開が簡単にできるようになっています。

デジタル印刷は、もちろん従来型印刷のような「版」は不要で、デジタルデータさえあれば異なったデザインを異なったまま一気に印刷できます!弊社はHP Indigo 12000というデジタル印刷機を使っているので、サイズも750x530mm(印刷有効エリア:738x510mm)までのものが対応できます。

弊社デジタル印刷機「HP Indigo 12000」についてはこちら⇩

こういった技術は、これからのブランディングやマーケティング施策にとても有効です。「どうすればいいかな~?」って思ったとき、いつでも遠慮なくご相談ください。

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