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ベストを尽くすこととリスペクト

僕は2013年から本格的にマウンテンランニングワールドカップ
(*主にヨーロッパ)を転戦しているのだけど、
こういったレースに出るのがとても好きな理由がある。

それは
「その時のベストを尽くしたかどうか?」
を大切にするから。

選手同士も、走り終えるとまず、
「ナイスラン!」
とお互いの検討を称え合う。

ギャラリーも同様だ。
ベストを尽くしたことに対して称賛の拍手を送ってくれる。

もちろんレースに出る以上結果は大事なのだけれど、
その上で、必死に取り組むことに対してリスペクトしてくれる。

必死になることを称賛してもらえること

これはとても大切だと思っている。

自分が夢中になっていることを手放しに褒めてもらえたら、
子どもに限らず誰だって張り切っちゃうし、
しんどくても頑張っちゃうはずだ。

今日のレースに出るために努力をしてきたあなたは素晴らしい。
転んじゃったけど最後まで諦めなかったあなたは素晴らしい。
必死でそして楽しそうに走っているあなたは素晴らしい。

そんなふうに応援されたら
そんな風に後で振り返る事ができたら
それはきっとかけがえのない財産になり
どこで何をするにしても自信や支えになると思う。

僕はそうやって応援してもらえる経験をしたから、
今も走っている。

僕は同じ経験をする子どもたちをたくさん増やしたいと思っている。
きっと、それは彼らにとってかけがえのない経験になるから。

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