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オーストリア滞在記⑱~振り返りと雑観~


今回でいよいよ完結、2021オーストリア滞在記。

今までのnoteで書ききれなかったことや雑観などをのドドどっと書いていこうと考えています。


地域をあげてスポーツを身近に

これはインスブルック空港のターミナル内のポスター。

手荷物検査を抜けるとどーんとそびえています。しかもこれ数年前にもインスブルックから電車に乗ってイタリアのレースに出たことがあるけど、その時にもあった。短期的なキャンペーンでなく、恒常的な取り組みであることを窺わせる。

また、到着ターミナルは夜遅くてあわあわしていたので撮り損ねたけど、INNSBRUCK TRAIL RUNNING FESTIVALのポスターがどどーんと掲示されていた。空港にこうしたポスターが出ているって珍しいと思う。こういうところからスポーツがこの地域で身近なものであることを強く感じた。

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お世話になった部屋

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これはTelfesの宿。チロル地方はスキーリゾートが多く、ホテルの中に乾燥室があったり、ゆったり過ごせる仕様の部屋が多い。朝日の差し込む部屋はとても気持ちが良かった。都市部では難しいけど、ある程度広い部屋で過ごすって大事。

天気が悪くて走れない時は部屋にスペースがあると補強とかしやすいし。

あと僕はどこへ行っても部屋を自分なりにオーガナイズして使いやすくする(ベットとかは動かさないけど)。その日に着る物、練習用具、サプリ、書類とか導線を作って少しでも快適に過ごすことを心がけるので部屋が広いとそれがやりやすくなるのでありがたい。

一方でいたく心配性なため、引き出しの類は荷造りの際に忘れ物をしそうなのであまり使わない。


食べたもの色々

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1枚目はウィナーシュニッツェル、2枚目は名前がわからないけどチロルの郷土料理。大体こんな感じの食事が多く、この度では2度しかコメを口にする機会がなかったのだけど意外と平気で自分でもびっくり。


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朝食↑写真3枚目は大体こんな感じ。暖かいものは卵くらいなので欠かさず食べるのと、外食では日本に比べ一皿のボリュームが多くなるのでなるべく朝は可能な限り野菜を取るようにする。



段差の少ない街作り

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これは横断歩道と路面電車の線路の境目。わかりにくいが段差がない。なので、スーツケースを持っていてもストレスが少ないし、車椅子などにも優しいのではないだろうか?雨量との関係や安全性の考慮などは必要かもしれないが、歩道と車道の段差がないこと(そういった道・場所が多いこと)は滞在していてストレスを感じさせなかった。ただし、全ての道路ではない。


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いろんな移動手段(車両など)の共存これはややアングルが違うが、同じ場所の写真だ。自転車の後ろを馬車が通り、その後ろを重機が通っている。なお、このみちは路面電車も普通の車も通る。

自転車道の確保と中心部のスピード制限(があると思われる)があるからこそなせる技だろうか。インスブルックの人口は13万人だという。滞在していた限り、渋滞や交通の煩雑さはそこまで感じなかった。車よりも自転車や路面電車などの利用者が多いのであろうか?


スポーツに親しむための環境作りと歩行者と自転車の分離

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植え込みの手前と反対で自転車道と歩道とが分かれている。川沿いが主であるが、完全に分離して安全に通行できる。また、明確な分離があるので自転車はそれなりのスピードで走れる。街中は少し前の写真のように自転車通行隊が定められているので交通の中にしっかりと溶け込んでいる。日本はこの部分が曖昧(そもそも自転車通行隊を作る道幅がなかったり)なので、交通として自転車がきちんと認識されておらず、そのため自動車との共存が難しいのではないかと考える。

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これは少し高台にある動物園へ向かう道。舗装路もあるが僕は未舗装の方が好きかので。こうしたルートがあちこちにあるのと、それなりに道幅が確保されているのですれ違いなども容易。また、要所にベンチとゴミ箱もあり、適宜休憩や散策がしやすい作りになっている。早朝などは掃除している姿も見かけたので公共サービスとしてこれらのルートは維持されているのであろう。

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この看板はインスブルックに限らずあちこちで見かける。それぞれに距離や難易度があり、これに沿って走る(歩く)ことができる。前述の道同様、気軽に運動をできるような取り組みが当たり前のように街中で行われている。


最後に

前回、旅の終わりとしたので今回の投稿は蛇足のようにも思う人もいるかもしれない。けれども、旅の発券も余すことなく伝えたい思いが僕の中で勝った。今後どれだけ続くかわからないコロナ禍では来年も渡航に困難が伴うかもしれない。であればこそ、1つでも多く感じたこと、気づいたことを伝えたかったのだ。僕の経験や思いが誰かのヒントになるのは嬉しいことなので旅の記録に限らずこれからも色々な発信をしていこうと思う。

滞在記はこれにて完結。お付き合いくださりありがとうございました。


【今後の予定】
9/26(日)第6回NAGANO Jr TRAILRUN in 富士見高原
10/10(日)トレイルシンポジウム2021

10/17(日)第13回TOKYO Jr TRAILRUN兼-U15ジュニアトレイルランチャンピオンシップ
11/7(日)逗子トレイル駅伝2021兼U-12ジュニアトレイルランチャンピオンシップ
11/23(火祝):Duo Espoir 20周年記念リサイタ(8/28から延期開催)
11/28(日)大楠山ミニマウンテンマラソン2021(予備日2022/1/30)

「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。
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2021-05-12 07.45.23のコピー


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