『みんなの「わがまま」入門』を読んで

暮らしていく中で感じる「違和感」や「もしかしたらこうじゃないかな？」「みんなはああいいう風に言ってるけど、僕ならこうかな」と言ったモヤモヤのようなものとどうやって向き合っていくかという話。

そう言ったものをこの本では「わがまま」と定義しているのだが、「わがまま」という言葉にはすごく「エゴの強さ」のような印象を受けてしまう。なので、この「わがまま」という表現だけはどうしてもしっくりこなかった。

本来ならば、これは「わがまま」ではなく自分の意見を持つことを当たり前にしなかった日本の教育における（もしくは同調圧力だろうか）欠点のように思うのだが、そこまで日々気を使って暮らさなければならないとしたら今の学生はあまりに不憫でならない（なお、僕は子供の頃から自分の意見を持ちなさいという事を暗に言われて育ったのか、もしくはそれが当然だと何故か思っている）。

個人的には「わがまま」という言い回しを除けば、学校生活をはじめとする集団生活や様々なコミニュケーションにおいて大変役に立つ本だと思う。なお、この本は主として高校生・大学生に向けて書かれているが、新社会人が就職して会社に溶け込んでいくにあたってというような場面でも助けになると思う。

1つの解決策として、自分とは全く価値や文化の異なる社会に身を置くと、意見を持つ必要性に迫られるように思う。やや、強引かもしれないがそうした経験は人生においてきっと役に立つ。

【今後の予定】
10/10(日)トレイルシンポジウム2021
10/17(日)第13回TOKYO Jr TRAILRUN兼-U15ジュニアトレイルランチャンピオンシップ
11/7(日)逗子トレイル駅伝2021兼U-12ジュニアトレイルランチャンピオンシップ
11/23(火祝)：Duo Espoir 20周年記念リサイタ(8/28から延期開催)
11/28(日)大楠山ミニマウンテンマラソン2021(予備日2022/1/30)
2022/1/16(日)第3回YOKOSUKA Jr TRAILRUN & 駅伝 in 田浦梅の里(予備日検討中)

「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。
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