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僕が競技をする理由(の1つ)

2010年6月、僕はアメリカ、オレゴン州Bend(ベンド)という街でDirty Half Marathonに出場した。

理由はこのレースが2010年アメリカトレイルチャンピオンシップ
(ハーフマラソンの部)として開催されていたから。

2006年にトレイルランニングを始めマレーシアのキナバル山を走り、
それ以降、サイパン、香港、ハワイ、コロラドと少しづつ色んなレースに出場するようになるとともに、絶景を走るだけでなく上を目指して走りたいと思っていたから。

手探りのたびは当時から変わらずでしんどいことだらけだが、
今思えばなんてタフだったんだろうと思う。

街の中心から3〜5km離れた場所に宿を取り、
*この時は個人の旅行業を営む方にお願いしたがそこそこの宿は街の中心から外れるのと、車社会なのでこの程度は普通

そこから走って買い出しに行ったり受付に行ったり、
*これも車に乗れば解決するのだけど、僕は運転が苦手

レース以前に日々の生活でたくさんのエネルギーを使うのだけど、この当時はエネルギーに溢れていた。さすがに10年もたてば経験も増えるし、あまりに効率が悪いことにも気づく。けれど当時はそう言ったこともひっくるめてなんでも見てやろうの気概で力に変えてレースでのパフォーマンスに結びつけていた。

ベタな表現をするならばともかくハングリーだった。

僕が競技をする理由

選手としての活動が見聞を広め、世界中の人々のつながりをもたらしてくれます。

ただ競技をするだけでなく、僕自身の経験を伝えることで新しいスポーツの取り組みや可能性が広がると信じるからです。

一例としてアメリカオレゴン州でのレースではレースのコース上(山の中)に JAZZ BANDが演奏をしていて、出場者を励ましていました。一人で知らない山の中を走り続ける僕のことをどれだけ勇気づけたことか!!僕の主催する「宮沢湖トレイル駅伝」では参加者に同じ感動をしてもらうために毎年、弦楽四重奏の生演奏を行っています。

競技をして、旅をして、その行く先々で戦い、苦労をし、そして感動し・・・
その1つ1つが今の僕の支えです。

2013/4/14更新


2013年に書いたものだが今もその気持ちは変わっていない。
また、本文中に書いているジャズバンドの件は2010年レース時の経験だ。

走るだけでは得られないもの、走りに行ったからこそ得られるもの

競技を通じて見聞を広め、
それを持ち帰って自分なりに噛み砕いて形にしたり、
自分の感じたことをたくさんの人に伝えたり。

僕が山を走り始めた頃よりずいぶんとたくさんのひとが走るようになったが、
長い目で見たら、
若い世代にもっともっと働きかける必要があると思っている。
僕はせっかく自分が好きになったスポーツだから、
同じように楽しんでくれる人が増えて欲しい、
長く走り続けることの出来る環境を残したいと常々思っている。

興味を持っていただけたら

以下は、2010年オレゴンBendでのブログ

また、2013年に開催した宮沢湖トレイル駅伝のことを書いた妻のブログ
大会のことと会場で行った弦楽四重奏について触れられている。


最後に

弦楽器に限って言えば、砂埃や雨のリスクなどアウトドアでの演奏との相性はあまり良くない。が、当時の宮沢湖トレイル駅伝の生演奏は参加者のリクエストに応えながら大いに盛り上がった。

僕がアメリカの大会で突然現れたバンドの演奏で元気づけられたように走って楽しい、参加して楽しいものを作り出したいと思っている。


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