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■ダンサー人生[第四十五話]

あなたは、自分の中の「本当の姿」を知っていますか?そして、その本当の自分に変身する鍵を手に入れましたか?誰も知らない、本当の自分に会いたいですか?yesであれば、この話(ストーリー)をヒントに、本当の自分に会う鍵を見つけてください。■■■

■初ライブへ 第5話

 私には、ずっと遥か遠くに、かすかな光の点が見えていた。            私達家族は、その光を頼りにして、前に進む。そして、その「光」を目指すことを決心した。                 しかし、私達は少し安易に考えていたのかもしれない。それは、想像以上に厳しく遠い道のりの旅だった。            僅かな光だけを頼りに、前に進むことがどれだけ大変なことかを。

 未来のプロダンサーを育成するダンススクール。このライブに出演しているダンサーの多くは、ダンススクールに通いオーディションで選ばれ、プロダンサーになったのだと。私は、二人の子どもたちに、ダンススクールへ通う意思を確認した。子供たちは、このアーティストグループのようにかっこいいダンサーに憧れがあった。幼いながらに、子どもたちも決意していた。あとは、私の覚悟だけが必要だった。新たなことを始めるには、何らか問題が生じるものだ。しかし、いくら考えてもこの問題は完全には解決しないことは、分かっていた。私は、色々と悩み、考えることの一切を止め、そして決意した。

「プロダンサーになって、あのステージをめざそう。」

 そう、家族みんなで目標を定め、宣言した。家族みんなで盛り上がった。それから、毎日のように多くの夢を、語った。それが、いつか必ず実現するのだと強くイメージしていた。

「何もかもを、一度に全て決めることなんて出来ない。」             「先のことなんて、わからない。」   「もしかしたら、出来ないかも。なんて、そんなネガディブなこと考えても良いことなんてない。」              「やってみないとわからない。」    「出来る、出来ないを議論するよりは、やるか、やらないか。を決めることの方が大切。」                 結局は、「なんとかなるさ」      「先ずは、やり始めよう。やってから、何かに躓いたら、そこで、考えるようにすれば良い。」

💚人を愛するポイント💙         ●人の決意は、強い信念なのだと。そして、そこから発せられるパワーは、夢などの目標を達成し、さらにその先へと進む行動となる。不安がよぎったら、思い出し、信じよう「決意のパワー」を。

第四十六話に続く

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