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SNS断捨離をした未来で待っていること

SNSやめたい記事がSNSでシェアされまくったおかげで見事にドーパミンが分泌されて、また依存症へ逆戻りするところでした(笑)でも多くの方に伝えられて嬉しいです。シェアしてくださった皆さまありがとうございます。


SNS断捨離を始めてから気づいた、アプリを消さなければ、Safariから見られないようにログアウトしなければやりたい欲求を抑えきれない自分。これは相当キマっている…。

なので脱出には時間がかかるかなと思ったのですが、SNS依存症になる仕組みを理解できていたので、「今はドーパミンが分泌されているから我慢だ!」と気持ちの切り替えができ、一週間がたった頃にはやりたい欲求はかなり治っていました。なにより、心も体も確実に元気になっていくのを感じられたのが離れられた大きな要因です。ネガティブシンキングが減り、集中力が上がり、思考能力が上がり、なんて良いことばかり!

ですが、SNS依存症の次にはさらなる敵が待ち構えていました。


「暇」です。


それは想像以上に膨大な時間でした。

休憩する時、電車に乗っている時、ミーティング中に相手が席を立った時、食事をしている時、夜布団に入った時…。SNS以外でその「暇」を過ごしたことがなかったんです。ぼーっとするしかない。最近ぼーっとしたことあったっけ?電車の中でスマホを触っていない自分だけが、一人この世界に取り残されているような感覚すらありました。それはまるで新世界。

さて、この「暇」をどうする?

ここで手っ取り早く得られる快楽なんてそう簡単には見つからなくて、自分で見つけに行くしかない。SNSはいつだって自分と一番近い距離からこちらへ微笑んでいて、油断すればすぐにそちらの世界へ逆戻り。"自由"とはある意味苦しい。

空の色や、すれ違う人達の様子や、映えを気にしない食べ物の味。画面越しからじゃない情報を受け取る脳みそが鈍っているのを感じます。現実世界の私はずっと置き去りにされていたんだなあ。

埋められていたこの「暇」の使い方を見つけるにはもう少し時間がかかりそうです。


ハフポスト日本版に掲載されました(数多くの著名人も寄稿するオンラインメディアです)。何かをやめればまた新しい何かが始まるもんですね。



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