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フィードバックを見て思うこと

こんにちは!

最近、翻訳のフィードバックを見て思うことをメモ。

神校正者さんがついてくれている作品があるのですが、毎回フィードバックを見るたびに「ああ~言いたかったのはそれだ~~」ってうなだれてます。かゆいところに手が届くとは、まさにこのこと!

毎回、ちゃんと私の訳を生かしつつ、さらにいい文章にしてくれているのでとても勉強になります。

翻訳している時はそれでも自分の中で納得できる訳文を提出しているはずなのですが、フィードバックを見ると「なんでこんな訳し方しちゃったんだろう」と後悔することも多々あり。

あと、よく直されている部分も傾向があって、苦手な文体だったり、まだキャラの特徴を掴みきれていなかったりする時はよく直されています。あと地の文をもっとシナリオらしく上手く訳さなければ、と。

この作品は求められているレベルも高いので、ここから一段階レベルアップするには翻訳というよりも創作を学ばないとダメなんだろうなという気がしています。

シナリオライター講座とか受けてみたいなと思っているのですが、なかなか時間が取れず…というのはただの言い訳なんですがㅠㅠ
いつかタイミングが合えば受けてみたいと思います!

昨日この本を読み終わりました。
私は翻訳のみで一切校正はしていないので、校正されている方に感謝してばかりです。

校正において、言葉を「整える」ということは、ある方向に言葉を導いていくことではありません。あたたかな言葉はよりあたたかく、冷たい言葉はより冷たく、痛みをもつ言葉はより痛く、踊るような言葉はよりリズミカルに、それぞれの言葉がもつ色合い、体温、手ざわりにどこまでも即すこと。それが、校正者にとって、言葉の真の姿に迫るもう一つの重要な鍵です。

校正のこころ 増補改訂第二版: 積極的受け身のすすめ

奥が深い校正…!翻訳も原文がもつ色合い、体温、手ざわりに即すように訳せたらいいなと思いました。

フリーの校正者は積極的にみずからの仕事の結果や評価を問い合わせることをしなければなりません。また、校正者どうしの横のつながりも求めていく必要があります。それが、自分自身とその仕事を、いくらでも交換可能な使い捨ての歯車の一つとさせずにすむ楯であり、専門職としてより高い段階へとのぼらせていく武器となるはずです。

校正のこころ 増補改訂第二版: 積極的受け身のすすめ

これはそのままフリーの翻訳者にも当てはまると思います!色々と参考になる本でした。

それではまた~!(*'-'*)ノ"

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