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会社をやめて後悔しないために。 独立が向いてる人・向いてない人

自分は5年ほど前に会社をやめイラストレーターとして活動していますが、良かったこともあれば悪かったこともあり、これは自分以外の人には難しいだろうなと感じることもあります…。

今回は、会社をやめて好きなことをするデメリットについて、お伝えしたいと思います。



●会社をやめて後悔するタイプ5つ

趣味や生活にお金がかかる人


まず、会社をやめると収入はほぼ0です。
5年経った今ですら、月によっては10万以下の収入しかありません。運が良くてこれなので、普通の人はもっと酷い状況になると覚悟してください。

youtuberなどでも、伸びない間はほぼ無収入だと聞きます。月収10万以下が5年続くとして、それに我慢できるかどうかが、会社をやめるかどうかのポイントになります。


基本的に趣味にお金がかかる人には向いてないです。安定した収入源を失ったことを、必ず後悔します。

ちなみに自分の場合は、ほぼ平気です。元々そんなにお金を使わないし、実家暮らしで、収入が低いことに対する負い目や卑屈さも感じないタイプなので。そういう人にはオススメです。


安定を求める人


収入にも関連しますが、「会社員」という安定した地位を求める人にもオススメできません。仮に、フリーランスになって一時的に成功しても、急に仕事が来なくなるリスクは常に付きまといます。

所属さえしていれば確実に給料がもらえる会社員と違い、会社をやめて活動するということは、自分で仕事を取ってきたり、チャンスを掴み取る意識が大事です。

積極的に動けない人には向いてないのでオススメしません。


ただ、僕のように「あまり地位やお金に執着していない」というタイプであれば、積極性がなくてもただひたすら創作しているだけで幸せだったりするので、必ずしも向いてないとは言えないかもしれません。


一人で頑張るのが苦手な人


基本的にフリーランスで仕事をすると一人でいる時間が増えます。絵はその際たる例で、何ヶ月も家族以外と話さないとか、普通にあります。

このような孤独感に耐えられない人にはオススメしません。

もちろん作業通話をしたり、商才がある人は周りを巻き込んで上手くやっていくことができると思いますが、寂しがりやだけどコミュ力がない人にとっては、おそらく地獄になると思います。


僕の場合は一人でも辛いと感じたことはないです。家族とは話しますし、たまに創作仲間や昔の友人とゲームして遊んだりすることもありますしね。


「みんなと違う」が辛い人


会社をやめた人間は、世間的には社会のレールから外れた人です。
毎朝スーツを着て通勤する必要がない代わりに、昼間から私服で出歩くことが当たり前になります。

それが良いと感じる人もいれば、何か社会から取り残されたようで辛いと感じる人もいます。

特に30代以降の男性は、一般的には家庭を持ち役職を持って、バリバリ働いているのが当たり前なので、全く違う人生を送ることに劣等感を感じる人にはオススメできません。


ちなみに僕は平日の朝から近所を散歩し、駅に向かうサラリーマンと逆の方向に向かってウォーキングすることに幸せを感じるタイプの人間なので、むしろ幸福です。


家族からの反対が強い人


会社を辞めると一番揉めるのが家族です。親からは基本歓迎されませんし、ましてやパートナーがいる人ならかなりの確率で反対されます。

仲が悪くなる原因になり、最悪勘当されるので、辞めるなら必ず説得したほうが良いです。


自分の場合は最初親に反対されていましたが、条件つきで許してもらいました。現在は何だかんだ一人で頑張っていることに対して、応援されたりもするので、家族仲は良好です。


●会社を辞めて気づくデメリット

普通に働けなくなる


仮に会社をやめた時は後悔はしなくても、後々デメリットとして響いてくることもあります。


まず、普通の働き方ができなくなります。
普通の働き方というのは、毎朝決まった時間にスーツを着て会社に行き、8時間きっちり労働をすることです。


僕が今まさにこの状態で、テレワークですら満足にこなせる気が全くしないです。それだけ、自分の時間を好きなように使えることは幸福でした。何なら学生の時よりも今が楽しいです。好き勝手生きたぶん、本当にお金が尽きてどうしようもなくなった時が少し怖いですね。


集中力が落ちる


ずっと自宅にいると常に動画を見たりゲームできる環境にいるので、最初は「やりたいことやるぞー」ってなってても、次第に集中力が落ちてきます。この問題はテレワークなどでもよくあるらしく、やはり人間落ち着いた環境だとどうしても怠けてしまうということですね。

場合によっては仕事をしながら好きなことをやった方が、本業で稼ぎつつ無駄なく夢も追えて良い場合もあります。


自分の場合は絵という、一日中悩んでも上手くいかないことが多い芸術の分野なので、辞めたこと自体に後悔はしていませんが、動画投稿のようなスキルよりもトレンド分析や地道な積み重ねが大切な分野は、副業で続けた方がいいかもしれません。


まとめ


というわけで以上、辞めたら後悔するタイプについての説明でした!

まとめると、辞めても大丈夫なタイプは以下のとおりです。

・お金に執着しない人
・周りの目が気にならない人
・家族を説得できる人
・好きなことへの情熱が強い人
・一人でも頑張れる人
・他人と違うことに恐れがない人


とはいえ、おそらく辞めてみないとわからないこともたくさんあります。

最後に、仕事をしながら自分が本当に辞めても大丈夫かを確認する方法について、お伝えしておきます。



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