作図作成に何を使っていますか
始めに
皆さんは、色々な作図にどんなツールを使っていますか、私は「マーメイド」を使っています、Markdown にヒントを得たテキスト定義をレンダリングして、図を動的に作成および変更する JavaScript ベースの図表作成およびチャート作成ツールです。最近では、DX推進などで業務フロー図なども書くシーンが増えており重宝しています。業務フロー図を作成すると業務の全体像が一目でわかるようになるので、組織の効率化や改善に向けた行動が取りやすくなります。とにかく、文字で書くより図で示せばITに詳しくない人でも理解が深まります。
最近では、AIのおかげで日本語で処理フローを書いて、それを「マーメイド構文」で出力して、作図してもらう
簡単な事例を
次の処理を図解するシーケンス図をMermaid構文で書いて下さい。
1. クライアントはAPI Gateway REST APIにGETリクエストを送信する。
2. API Gateway REST APIはリクエストに含まれるAuthorization Tokenを検証する。
1. 認証がNGの場合、API Gateway REST APIはクライアントに401レスポンスを返す。
2. 認可がNGの場合、API Gateway REST APIはクライアントに403レスポンスを返す。
3. 認証/認可がOKの場合、リクエストをサービス側に送信する。
4. サービス側はデータベースに対してデータ取得を行う。
1. データが見つからなかった場合、API Gateway REST APIに取得NGを返
す。
2 API Gateway REST APIはクライアントに404レスポンスを返す。
5. データが見つかった場合、サービス側はAPI Gateway REST APIに取得OKを返す。
6. API Gateway REST APIはクライアントに200レスポンスを返す。
AIに構文を作ってもらう
sequenceDiagram
participant C as クライアント
participant API as API Gateway REST API
participant Cognito as Cognito Authorizer
participant Service as サービス側
participant DB as データベース
C->>API: GETリクエスト (Authorization Token)
API->>Cognito: Token検証
alt 認証NG
Cognito-->>API: 認証エラー
API-->>C: 401 Unauthorized
else 認可NG
Cognito-->>API: 認可エラー
API-->>C: 403 Forbidden
else 認証/認可OK
Cognito-->>API: 認証/認可成功
API->>Service: リクエスト送信
Service->>DB: データ取得
alt データ未発見
DB-->>Service: データなし
Service-->>API: 取得NG
API-->>C: 404 Not Found
else データ見つかった
DB-->>Service: データあり
Service-->>API: 取得OK
API-->>C: 200 OK
end
end
これをマーメイドに張り付けて、実行を押す
シーケンス図の出来上がり
終りに
いかがだったでしょうか、簡単に作図が出来ました。皆様方も是非試してみてください。