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ざつかん



にせんにじゅういちさんがつじゅうろくにちぃ

提出書類を提出した。

こまつ座第135回「日本人のへそ」を観た。

「生きる」ってことを提示されたシーンが好きだ。

舞台美術も八百屋になってて、高さが出て、壁も遠近法使ってて、見やすかった。

1人が歌うより、何人もの人が歌う歌とも言えないような歌の方が好きだ。

いいなと思った女優さんの朝海ひかるさんの年齢に驚きだ。朝水ひかるさんの両手足をぶらぶらさせている動きが好きだ。

衣装も色んな制服、職業があって多様性があったなぁと思う。


グループホームに入所している祖母のお見舞いに最近行っている。僕の名前は知らないけど男前なお兄さんで通っている。ほぼ90ぱーせんとの確率であんたいい男だねぇと言われる。僕は黙って微かに目元を微笑えませながらうなずく。
祖母の爪切りと足と背中にクリームを塗るのが僕のやることだ。最近、母から受け継がれた。

この行為、祖母のお見舞い、はお金にはならない。1円も。でもこういう僕にしかできない。孫の役割とか家族との時間とかそういったことをしていると生きているなぁと感じる。

芝居を始めてから葬式に参列したことはない。
こんなことを考えるのは辞めた方がいいけど、芝居を始めた僕は何を感じるでしょうか。まぁそれはその時に感じればいい。人間は不老不死じゃないから流石に覚悟というか理解している。落語でも覚えて披露してやろうかとか思い描いたりもする。

目の前のことというか、手の届く、少し背伸びするぐらいのことを無理せずに毎日行動できたらなぁと思う。小さな幸せを積み重ねられたら。

暖かくなってきて面白いお芝居を観て僕は今ものすごく気分がいいです。春が好きな気がします。

春という季節の全てを知っているわけでもないのに。
今日が好きなんだと思います。そんな日でした。