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素朴な疑問をぶつける

「プレゼン資料をみていただけませんか?」

ある事業者の方がよろず支援拠点にみえてこう切り出されたのでした。
過去に一度見えられた方で、面識はありました。そのときも本業以外に実は猫カフェを経営されているのですが、そこから社会課題ともいえる部分が浮き彫りとなり、さらに踏み込んで事業としてやりたいのだといいます。

プレゼン先は、年々県内で知名度が上がってきているあるコンテストに応募したいのだというのです。

なるほど!こちらも気合いが入ります。

で、予行演習も兼ねて、プレゼンを実際にやっていただきました。実はこのプレゼンの前に一度来訪いただき、事業内容もさることながら、なぜこの事業を思いついたのか、それを殊更にあなたが行う理由というか必然性というか意味合いの部分、そして全体としてストーリー性を意識して、と宿題を出していたのでした。

プレゼンを聞いて、流ちょうな語り口とともに、ビジネスプランがストンと入ってきました。とても素晴らしいと感じたのでした。これならいける!と。

ん?でもちょっと気になる

そう、ちょっと引っかかるというか、気になった部分がありました。どうでもいいといえばそうかもしれなかったのですが、プレゼンが終わった後、感想を求められた際に、素朴な疑問としてちょっと気になった箇所を本人にぶつけてみました。すると、

「ああ、なるほど。盲点でした。さっそく修正してみます」

利用者側の使い勝手の部分とか、意外と本人でも気づきにくい部分でした。第三者的な目線を入れるって大事ですね!

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コンテストの成功を祈りたいと思います。

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