見出し画像

お食い初めレシピ4選

2019/4/28に
第一子(こむぎ)を出産しました。

子供が生まれてからは
お七夜、お宮参り、お食い初め…と
いままで知らなかった行事が目白押し。

お七夜は、まだ産後間もなく
会陰切開の痛みや後陣痛、寝不足でごはんを作る気になれず
テイクアウトのお寿司を食べました(「ああもう何も気にせず生もの食べていいんだ!まぐろも食べていいんだ!」と感涙)。

お宮参りは、体力は回復してきていたものの
バタバタしてごはんを作る時間がなく
おいしいお刺身を買ってきて手巻き寿司に(この時点で私の魚好きがバレる)。

そして先日迎えたお食い初めは
はじめてちゃんと手作りし
家族みんなでこむぎが一生食に困らないようにと願いました。

わたしは今回の出産が初めてのためお食い初めがなんたるかすら知らず
何を作ればいいのかも分かりませんでした。

そこで、インターネットで調べたり母から聞いたりしながら献立を考え
作った料理は以下の5つ。

お赤飯
はまぐりのお吸い物
鯛の姿焼き
お煮しめ
みょうがの甘酢漬け

そのうちはまぐりのお吸い物は計量せずに味を見ながら作ってしまったため
今回は他4選のレシピをご紹介いたします。

祖母から教わったもの
母から教わったもの
昔から作っている定番のもの…

目新しいものはありませんが
どれも作れるようになって損はない、祝いの席にぴったりのお料理です。(もちろん普段のごはんにも!!)

私のようにはじめての出産で
何を作ったらいいか分からない方の道しるべとなりますように。

①お赤飯

〈材料〉
・もち米 3.5カップ(約600g)
・小豆 50g
●きび砂糖 大さじ1(9g)
●酒 大さじ1/2(7.5g)
●塩 小さじ1(5g)
・ごま塩 適宜

〈作り方〉
1.鍋に小豆とたっぷりの水を入れ強火にかけ、沸騰したらゆでこぼす(渋切り)。鍋に水1リットルと小豆を入れ中火にかけ、沸騰したら弱火にして30〜60分豆が割れないようゆっくり踊るくらいの火加減で加熱する。
2.指で挟み強く押して潰れるくらいになったら火を止め豆と煮汁に分ける。豆は乾燥しないようラップをかけて冷蔵庫で保存する。
3.煮汁の発色を良くするためにお玉ですくっては落とすを繰り返しながら冷ます。
4.もち米は粒が割れないよう優しくとぎ、水がきれいになったら3に浸ける。ひと混ぜして一晩吸水させる。
5.もち米をざるにあげて水けを切る。残ったゆで汁1カップと●を合わせ混ぜておく。
6.蒸し布をぬらして軽くしぼり蒸し器に敷き、もち米を入れて指で数か所穴をあける。蒸気のあがった蒸し器で強火で10分蒸す。
7.蓋をあけて様子を見て透き通った状態になったら●を少しずつもち米にかけ、切るように丁寧にほぐす。3回ぐらいに分けて●を加え混ぜたら、最後に小豆も加えつぶさないようにして切り混ぜる。
8.再び強火で20分ほど蒸す。味を見て好みの硬さになったら火を止めほぐすようにして全体を混ぜる。

POINT
・煮汁を空気に触れさせることで発色を促す
・もち米は一晩かけてしっかり吸水させる
・工程7で加える●の量は100〜200ccで調整(100だと硬め、200でふつうくらい)
・小豆はなるべく割れないようにする(縁起が悪いだけでなく粉っぽい仕上がりになる)
・ささげを使うと失敗しづらい
・食べるときにお好みでごま塩をかける

画像1


② 鯛の姿焼き

〈材料〉
・真鯛 1尾(約700g)
・ふり塩 小さじ2(10g)
・化粧塩 大さじ1と1/2(22.5g)

〈作り方〉
1.鯛はうろこを取りえらと一緒に内臓を取り除く。さっと洗って血を流し、キッチンペーパーで水けをしっかりふき取る。
2.竹串で鯛の皮にところどころ穴をあけ全体に塩をする。尾びれや腹びれが焼け落ちないようしっかり化粧塩をつける。
3.グリル皿に薄くサラダ油を塗り、グリル両面焼きで25〜30分焼く。

POINT
・ふり塩は鯛重量の2.2%を目安に(可食部65%として700×0.65=455g 455×0.022=10.01g=小さじ2)
・内臓は置いた時下になる面から抜く
・化粧塩を多めに付けることで綺麗な姿焼きに
・余った鯛は焼いた時に出た汁とともに鯛めしに

画像2

③ お煮しめ

〈材料〉
・こんにゃく 小1枚(180g)
・干ししいたけ 5枚(戻し後重量100g)
・にんじん 1/2本(90g)
・いんげん 10本(80g)
・ちくわ 1本(80g)
○しいたけの戻し汁 1カップ(200g)
○かつお昆布出汁 1カップ(200g)
○きび砂糖 大さじ1(9g)
●しょうゆ 大さじ2(36g)
●みりん 大さじ2(36g)

〈作り方〉
1.干ししいたけは冷蔵庫でじっくり時間をかけて戻し、軸を落とし半分に切る(戻し汁は取っておく)。こんにゃくは7mm厚に切ってから手綱にし、水から3分ほど下ゆでしてざるにあげ水でさっと洗う。にんじんは花型、いんげんは5cm長、ちくわは斜め切りにする。
2.鍋にいんげん以外の1と○を入れ中火にかける。煮立ったら弱目の中火にし3〜4分煮て、●といんげんを加える。
3.落し蓋をして弱火で30分ほど煮たら蓋を外し中火で10分ほど煮る。
4.煮汁が減りつやが出てきたら火を止め味を含ませる。

POINT
・シンプルな料理なので素材は美味しいものを使う
・はじめにコトコト煮含めることで中までしっかり味が染みる
・花型にんじんは崩れやすいので煮ている最中は箸でいじらない
・厚揚げや油揚げ、ごぼう、れんこんなどお好みの食材でアレンジ可能

画像3

④ みょうがの甘酢漬け

〈材料〉
・みょうが 150g
●酢 120cc(120g)
●きび砂糖 1/2カップ弱(60g)
●塩 小さじ2(10g)
●昆布茶 小さじ1/2(1.5g)

〈作り方〉
1.みょうがはよく洗い大きければ縦半分に切って沸騰した湯でさっとゆでざるにあげる。水けを切り保存容器に入れる。
2.●を小鍋に入れ煮立て1に入れ、粗熱が取れたら蓋をして冷蔵庫で保存する。

POINT
・小ぶりのみょうがを丸ごとつけるのがおすすめ
・みょうが重量に対し酢:80%砂糖40%塩7%(やや甘めの甘酢)
・昆布茶を加えることで旨味アップ
・塩もみしたきゅうりと合わせて酢の物にしてもGOOD

画像4

お子様にとって初めてのごはんであるお食い初めが
しあわせで大切なものになりますように…。

いいなと思ったら応援しよう!

フリーランス管理栄養士🍞菱沼未央(ヒシヌマミオ)
「こいつのこと応援したい!」という稀有な方がいらしたら、ぜひサポートよろしくお願いいたします。