imperfect
誰よりも認めてほしいひと
ため息交じりの通話終わり
今さら自分に期待しないけど
肩を落とす
大きく見せたい背中
私だけの人生を探す
いつかは終わる旅の途中で
ひとり体育座り
本物になりたいと願うほど
借りてきた偽物で着飾って
気づけば誰かの一部を寄せ集め
自分を傷つけるのはもう充分
ありのままで生きる難しさ
誰よりも分かっている
誰かと笑い合いたいから
たまに抑えてるだけ
悩んでるわけじゃないって
微笑んでみるけれど
澱んだ糸が絡んだまま
きっと不自然だったよ
生まれた意味 考えなくなって
背負わない生き方
少しは板についたのに
簡単なことが難しくて
ずっと無敵になれないや
欠けたまま埋められない
脆い心臓を縫い合わせ
抱きしめて眠る
不完全な人生の1ページ
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