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エッセイ

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#自分

essay #10 連絡

essay #10 連絡

友達の友達が死んだというメッセージへの返信を考えながら、想像よりも色が鮮やかで洒落てるな、と思ったオーバルな皿の上のロコモコ丼らしきものにスプーンを刺した。

喜ばしい仕事を終えたあとだったけれど、心地よい疲れというよりも、ざわざわとした緊張感があとになって響いていた。
人前に出る時、緊張することはほとんどない。目の前にいるのが1万人だろうと、その道のプロだろうと、あまり変わらない気がする。
それ

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