見出し画像

1年間の海外生活、どのくらい英語力が伸びたのか

こんにちは、FUJICOです。

今回は私と英語について話していきたいと思います。

私は義務教育時代から、科目としての英語が好きでした。もともと苦手意識はありませんでした。 Grammarは覚えればいいし、Readingは単語が分かればできるし、そんなこんなでセンター試験の英語Readingは200点満点でした。(Listeningはそこまで得意じゃなかったけれど)TOEICも少し対策して挑んだら790点でした。

それでも英会話はできませんでした。スピーキングのテストなんて受けたこともありません。

そもそも、日本に住んでて英語をしゃべる機会もないし、しゃべれなくてもいいってずっと思ってました。大学2年生の春休み、19歳のときに初めて海外旅行でイギリスに行くまでは。

初めて海外に行って、英語がしゃべれなさすぎて困ったとかではなくて、違う国と人たちと英語でコミュニケーションがとれるって何て素敵なことなんだって感じたんです。ここから、私の人生が変わったといっても過言ではないと思います。進路を決めたとき、看護師になることを決めたときよりよりも。

大学3年生になってからいろんなことを始めました。英語をしゃべれるようになりたくて、いろんな国の文化を知りたくて。自分の大学にきた交換留学生のチューターを始めました、いわゆる生活上のサポートや日本語勉強のサポートです。大学のアルバイトのようなものでした。日本語を勉強している留学生なので日本語で話すことが多かったですが、複雑なことは英語で教えていました。週に3回大学内で開催されている英語サロンに積極的に参加しました。留学生や英語の先生と英語だけで話す会です。YouTubeで英会話の勉強を始めました。3年の夏休みには大学医学部保健学科主催のオーストラリア、パースでの2週間の短期プログラムに参加しました。そして、初めてイギリスに行ってから大学生のうちで8ヶ国旅をしました。

イギリスが私の何かのスイッチを押してくれたんです。人生が変わりました。これが私の本当にやりたいことだって。世界中にたくさんの友達ができて、旅が大好きになって、さらに英会話が大好きになりました。

最初は自信なんてなくて、Grammarとか単語が分かってても口からすらすらでてこなくて。そもそも聞き取れなくて。大学2年間で身についたのはListening力と自信をもって間違いを恐れずに英語を話すことでした。

赤ちゃんが自分の母国語を覚えるように、耳からはいるのって大事なんだと思います。英語を聞き取れるようになって会話についていけるようになって、そして他の人の英語をまねしてなんとなく話せるようになって。2年間で英語を話す楽しさと自信をつけることができたと思います。

そんなこんなで前置きは長くなりましたが、つまりのところ念願の1年間海外留学に行くときに、私の英語力は0スタートではありませんでした。社会人であまり英語を話さなかったから学生のときよりは落ちたけれど。

留学の前後でテストを受けていないため、数字では表せませんが、私が自分の英語が1年でこんなに変わった!と思うことを紹介していきます。

①発音がよくなった

そもそも私、英語の正しい発音の仕方知らなかったんだと思います。学校で教えてもらいましたっけ?っていう感じで。

シドニーの語学学校ではカランメソッドを11週間やりました。(語学学校についてはのちほど詳しく)

この勉強法、良し悪しはありますがとりあえず先生にこてんぱんに発音を直されました。"th"、"r"と"l"の違いなど、カランメソッドに加えて、YouTubeでフォニックスを学んだことで正しい発音のしかたを知ることができました。(もちろん完璧ではありませんが、確実に変わりました。)

②完了形の使い方のコツをつかんだ

完了形って、Grammarがわかっていれば読む面ではそんなに難しくはないと思うんです。でも実際に会話で使うとき、ものすごく苦労しました。だって、言いきってしまえば単純な現在でも過去でもないですよね。いつ使えばいいんだよって。あとは、"助動詞"+"現在完了形"とか、すらすらでてくるまで時間かかりました。

しかし、やはりこれは慣れもあるかなと思います。ネイティブと話すことで日常生活での使い方を知り、コツをつかむことができたと思います。

ずっと考えてたんだけど→I have been thinking.....

みたいな簡単な完了形も、1年前はすらすらでてこなかったと思います。

③頭の中で英語を日本語へ翻訳しなくなった

これが英語脳ってやつですね。全ての場面でとは言えませんが。

英語で聞く→頭のなかで日本語へ翻訳する→日本語で考える→それを英語に直す

っていうプロセス、時間かかりますよね。しかし、私は英語で聞く→特に日本語へ翻訳せずそのまま英語で考えて話すことができるようになったと思います。これも、英語に慣れたからです。

④独り言を英語でいうようになった

いつからか頭の中でや、とっさにでてくる言葉が英語になりました。あと、頭のなかで考えることが英語でだったりとか。


ここまで4つ紹介して、"慣れ"とか曖昧なこと言ってきましたが、"1年間で英語をたくさん話すこと、というよりもなるべく日本語を話さないこと"を意識しました。

これすごく難しいんです。だって日本人の友達とは日本語で話しちゃうから。それと語学学校も日本人が多かったんです。オーストラリアにきて3ヶ月くらいでこれはやばいと思って日本人でも、仲良い友達とは英語で話してました。日本人同士で英語で話すのって最初は恥ずかしいですが、慣れてくれば楽しくなってきます。

そして、何よりも職場環境がよかったです。老人ホームで日本人のスタッフは何人かいましたが同じシフトになることは一度もなく、完全な英語環境で働いてました。アイリッシュが多い職場で、アイリッシュ英語には最後まで悩まされましたが、いい訓練だったと思います。

そして、日常でも本当に日本語をきいてなかったと思います。1年間見ていた映像といえば、ひたすらNetflixで映画やドラマを英語字幕で。もともと洋画やアメリカドラマが好きなのもありますが、これでスラングなんかも勉強したり。韓国ドラマも英語字幕で見ていました。

人によって成長に差があることはもちろんですが、1年間の海外生活は確実に自分を成長させてくれるでしょう。(日本人ばっかと遊んでいなければ)

短期留学は無駄とは思いませんが(英語だけではなく海外に住むことで得ることはたくさんある)、私が英語伸びてきたなーと感じ始めてきたのは6ヶ月すぎたくらいでした。これも個人差はあると思いますが。

私は英語勉強は長期戦だと思っています。1年間の海外生活では満足できませんでした。英語を話すこと、異国の地で友達を作ることってとっても楽しいのでいつかまた留学したいなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?