Fichronicle #51 『都会的な店で』

2021年4月25日(日)。

今日は散歩も兼ねて中心街に行く。場所は大型商業施設。

いつだろうか‐それは僕が大好きな女優さんがバイオリンをドラマの中で奏でていたころ‐その建物の中に、有名な雑貨屋が入った。

僕はあまり買い物をするタイプでもないので、お店にも行く機会も少ないけど、今日は大好きな女優さんが出演した雑誌の記事を、収納するクリアファイルを探しに、ここへ来た。


(お客さん多いな)


土日だからか。繁盛してる証拠だしいいか。それにある程度、人が居た方が安心というかね。色んな意味で。


それでそれで、ファイルはどこだろう。文房具コーナーに行けば良いのかな。

それっぽい場所を見つけた。ペンとかメモ帳とかたくさんある。

(あ、あった!)

僕は見つけた。大判の雑誌も収納出来るクリアファイルを。ネットで調べた甲斐があった。

ここは今まで見てきた他の店舗とは少し違う。なんというか、高級感とかモダンとかそういった成分が強い。
初めて見る商品も多い。


(気になる。とても気になる。新しいものが好きな僕にとって、ここにある商品がどんなものかとても気になる。)


クリアファイル片手に僕はここの全景を確かめることにしてみた。

機材代に使います